そんなこんなで検査が終わり、手術の日が決定しました。
だいたい二週間後です。
まずは先生から手術についての説明を聞きます。
私は夫と一緒に30分くらい説明を受けました。
私の脳腫瘍、おでこの奥のほうに直径6cmくらいのがあるらしい。
先生も私も大きくてびっくりです。そりゃあ目が霞んだり鼻がきかなくなったりもするだろうなと。
でも大きさのわりにはそれくらいの症状しかでておらず、気が付かないまま取返しのつかないことにならなくてよかったとのことでした。たしかに。
私の脳腫瘍は、髄膜種という良性の腫瘍で、取れば終わりです。と言われました。
でもその位置が・・・にきびみたいにおでこにできるわけではないですしね・・・。
先生は顔というか頭の模型を使ってどうやって手術するのか説明してくださいます。
おでこの上(前髪の上)を切って、骨にドリルで穴を開けるんだか、カッター的なもので骨を切るんだかして、中の腫瘍をできるだけ取り除きます。とのことでした。
・・・・・お話を聞くだけではただただ怖い・・・・・
先生の言葉で印象的だったのは、以下の二つ。
「だんなさんの方がこわいと思いますよ、待ってるのってしんどいですから。」
「自分の奥さんを手術するつもりで、やります。ほんとうにそれくらいの気持ちでやります。大丈夫です。」
もうおまかせします、と、心が決まりました。
取ればOK!なんて手術、むしろありがたいと思わなければ・・・(と、自分に言い聞かせつつ)
ただもちろん
・後遺症のリスク
・死亡のリスク
・手術中のどうしようもないことへのリスク
・手術後のどうしようもないことへのリスク
などなどの、話さなければならないであろう怖い話も伺いました。
そもそも、手術日は先生の予定や手術室の空き状況、患者の容態等で決まると思うのですが、それに加えて、3月に卒園式があるのでそれには出席したいです、と先生に伝えておいたのです。
なので、ここで手術して、ここで退院して、卒園式にも出られるよ!という日を設定してくださいました。感謝・・!
ちなみに手術自体は10時間~14時間とかかかるらしい。
なので朝から開始です、と。
あらためて、すごい手術だなあと思ってしまいました。
私は寝ているだけだけど、待ってる夫も、手術をする先生方も、大変だなあ・・と。
先生はいつお昼食べるんだろう・・ペットとか持ち込んで飲み物は飲めるのかな、とかいらんことを考えてしまいました。
そんなこんなで、手術までは二週間あるので、一時退院します!
一時退院中にしてはいけないことは特にないらしく、仕事もしてもいいよ、くらいだったのですがもうそんな仕事をするような精神でもないですし、二回くらい通院して検査的なものも必要だったので、のんびり過ごすことにしました。
次の入院まで二週間、何しようかな?