私の整体の師匠でありながら
タロット占い師でもあるパンダ先生に
タロット一枚一枚をリーディングしてもらい
カードの真理を聴き出しています。
「そんなタロットの見方もあるのかぁ」
というスタンスで楽しんでいただけたら
と思います![]()
パンダ的キーワード![]()
考えていると安定する
(このカードの一般的なキーワードは「安定性」や「停滞」などです)
「このナイトは、これからのことを考え中です。
計画性とか慎重さがキーワードですね。
これからのことを考えているので、止まっています。
今のところ動きがありません。
全部頭の中で、実際には行動にはなっていないのです。
ナイトのカードの中で、馬とナイトの意志が統一されているカードですね」
「占いだと、このカードが出たらどうやって伝えるんですか?
慎重になった方がいいよ、とか?」
「アドバイスするなら“ちゃんと考えて、考えたなら行動した方がいいよ”ですね。
考えてばかりだと、行動できないので」
「それは逆位置ではなくて?」
「逆位置だと、考えに執着している状態だと読めますね。
思考に囚われて行動できないではなく、もうちゃんと考えれていて、行動する段階なのにしていません。
行動できていないだけです。
逆位置は、やらなきゃいけないことをやりたくない、という自分の想いに気づいていません。
だから、考えることでやることを遅らせているのです」
「それだと正位置も逆位置も同じってことじゃないですか?」
「表れ方は同じですね。
逆位置はそもそも、思考に囚われて行動できていないと思っているだけで、行動したところで、あーだこうだと考えます。
動いても、動かなくてもどうせ考えるのです。
例えば、まだ寝てたいと思うのはいいですが、行動しないと時間に間に合わなくなる可能性がありますね。
正位置だと起きることを考えて、なんとか起きるという行動に繋げます。
逆位置だと寝てたい、というほうに思考を持っていってしまうので、なかなか起きれません。
雰囲気からいくと、ペンタクルの逆はソードのナイトです。
考えずに行動しちゃって、もう進むしかないと思っているカードですね。
ペンタクルの場合は、考えがまとまっているから行動しようね、という感じです。
あとは勇気をもって行動するだけです。
まだ考えがまとまっていないからできない、と思っていますが、行動したくないということを、何か理由があって行動できないと、ごまかしているだけなのです」
感想のようなもの
改めて言いますが
パンダ先生は
タロットの逆位置は
3割減で読むことが多いです。
短所と長所は紙一重
という感じですね。
今回ので説明するならば
慎重さがある、ととるか
行動できないものぐさ、ととるか。
カードが出てる時点で
その要素を持っている
という考え方です。
パンダ先生と違って
完全に反対の意味で読むなら
しっかり考えてから行動するか
考えなしに行動するか
とも読むことができます。
逆位置をどちらで
受け取っても正解です。
一応キーワードはありますが。
タロットカードは
ルールというか、
法則のエネルギー
を使っています。
本人がどのルールを採用するか
決めていれば
どちらでも構いません。
正位置がポジティブな意味で
逆位置がネガティブな意味
という読み方もありますし。
剣7のように逆位置で
ポジティブな意味で読めるので
カードごとに決めておく
という読み方もあります。
ルールにカードリーディングを
組み込むとしたら
正位置、逆位置関係なく
その時々のリーディングで
メッセージを受け取るのも
ルールのひとつですね。
最後まで読んでいただきありがとうございます![]()
