第3話 「告白」



誰も居ない教室にて・・・・・


Aスケは真面目な顔で言う。


Aスケ「真剣な話なんだが・・・真面目に聞いて☆・・・・」


M子「はい、なんですか?」


二人は席に座り、顔を向き合わせる。


そして、Aスケはなにやら手紙のようなものを取り出し、それを読む。


Aスケ「初めてM子ちゃんに逢った時は部活の時だったよね?最初はただの後輩だと思ってたんだけど
二人でちょくちょく出かけたりした時から心にもやもやがあったんだ!最初のうちは何なのかが分からなかった・・・・・
でもっ!!M子ちゃんとどんどん仲良くなっていくうちにだんだんこの気持ちが何なのかが分かってきたんだ。
その気持ちは。。。。恋でした!!!で、今日読んだのはこの気持ちをM子ちゃんに伝えたいからです!!!
~省略~
僕は・・・・・・・・M子ちゃんのことが・・・・・好きです!!!世界中の誰よりも!!!誰がなんと言おうとも!!!僕は!!!僕は!!!!君の事がっ!!!!好きです!!!!」


恥ずかしい発言のオンパレードだ


このセリフは前日にPNDにこう言えといわれ、メモしたものをそのまま読んでいるだけなのである。


実はPNDが※ググって見つけた文章をそのままAスケに伝えただけだったのだ。


M子「(なんだこいつ・・・・・)」


それにしても、よくこんな恥ずかしいセリフを言えたものである。


M子「ごめんなさい・・・・まだ先輩としてしか見れていないのでまだ友達で居てくださいね><」


なんとここで、Aスケは緊張のあまりか謎の一言を放つ



Aスケ「こ、こ、恋人以上!!!友達未満で居てくださいねっ!!!」




M子「(え・・・逆でしょ?・・・・)」



M子「友達以上恋人未満ならいいですよ♪」


こうして、Aスケの告白タイムは終ったわけだ。



この後からだった・・・・・・Aスケが変わってきたのは・・・・・



部活が始まる時間になってもM子さんがいないと、Aスケは険しい顔をして


Aスケ「ち、ちょっとM子ちゃん探してくる!!」


そう言い残して、彼は部室から去る。
すれ違いでM子さんが部室に来る。



今度は部長のPNDがAスケを探しに行くと・・・・



M子ちゃ~んと叫びながら必死になって学校中を走り回るAスケの姿がそこにあった・・・・・


PND「(何も見なかったことにしておこう・・・・)

そしてPNDは部室に戻る



その後Aスケは顔色一つ変えずに部室に戻り、
部活が始まってからも何事もなかったかのようにAスケとM子はイチャイチャしていた。



部活中にPNDがM子に話しかけるのだが、そのたびにAスケはPNDを睨みつける。



そして部活が終わり、AスケとPNDが二人きりの時に


Aスケ「M子に話し掛けないでくれない?困るんだけど」



この時のAスケの目付きはまるで鬼のようだった
PNDは恐怖を覚えた・・・・・




さすがにPNDはAスケに呆れてしまった。



ついに、学校中を走り回ってる事や、話してるときに睨まれてる事をついにM子に伝えた。



すると彼女の目の色が変わった。



それからも、M子は何かと行動するたびにAスケに付きまとわれるようになり、そのたびにPNDに相談をしていた。
その相談の時に度々Sノ君も居た。



数日後



放課後にPNDやM子さん、そしてSノで遊ぶ事になる。
Aスケも誘うつもりだったが、既に帰宅していたので一応メールは送っておいた。



遊んでてPNDはAスケも誘ったと伝えると、M子は突然大声で


M子「やめてください!!!」



だが、とき既に遅くPNDに一通のメールが・・・・・



Aスケ「もう近くにいるよ・・・・・・・・」



全員はAスケを避け、近くのファミレスに移動



ファミレスでずっとAスケの話題で盛り上がる




噂をすると・・・・再び一通のメールが・・・・・・




Aスケ「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねタヒね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねry」



画面全体を埋め尽くす「死ね」の二文字



PNDは恐怖のあまり携帯を落としてしまう。
落ちた携帯をM子は拾い、画面を覗き見る。



メールを見たM子は血相を変えて言った



M子「もう二度とAスケの顔なんか見たくない!!!!」



さすがにこのときM子は取り乱してしまった。



死ね死ねメールの一件後
M子は精神的に不安定になり、PNDとSノは彼女を家まで送った。



その翌日



何事もなかったかのように部活があったものの、みんなはAスケと心のどこかで距離を置いている・・・・



Aスケはいつも通り話しかける、おびえてるM子



このときPNDは思った。



PND「(悪い事が起きなければいいのだが・・・・・)」



終了☆


※ググる
グーグルで検索する事。

Aスケは手首ではありませんw