実はここだけの話、私は長年幸せになりたくて、必死にもがいてきました。それは、自分が不幸だと感じていたからです。
私は長年、うつや不安障害を患っており、気持ちが不安定で落ち着かず、自分を責めることが続いていました。
あの人みたいに美しくなったら幸せになれるんだろうか。
あの人みたいに健康で居られたら私はもっといろんなことができて幸せになれるんだろうに。
みんなみたいに元気でいられたら、私はもっと幸せだったのになぁ。
無意識で自分を責め続けていたんですね。今の自分のままではダメだ。今の自分だからきっと穏やかさを手に入れられないんだ。と思ってきました。
自分を許せませんでした。
実際病気を患ったことで元気だった時よりはできなくなったことが多くなりましたし、行動量もおのずと少なくなって、不安、焦りを感じることが多くなったんですね。元気な人を見て、悔しくて強い怒りや嫉妬心を感じたことも沢山あります。不公平さや理不尽さを感じ、やるせなさも沢山感じてきました。
でも、ずっと自分を責め続けているのは、あまりにも辛いと思ったんですね。なぜなら、自分が誰よりも頑張ってきたことをわかっていたからです。
私たちは、
美しくなったら、健康になったら、おかねがあったら、幸せになる、のではなく、病気のままでも、おかねがなくても、幸せを感じて良いのです。美しくても健康でもお金があっても、もっとほしい、もっとほしいとなり、心が落ち着かず、幸せでない人も沢山いるのですね。モデルさんのように美しいひとでも接触障害で実は苦しんでいたという話も聞きますし、お金がたくさんあっても、夫婦仲が良くない人もいますね。人気の俳優さんでも、実はアルコール依存症で苦しんでいた例もあります。
なので、幸せを外に探すことをやめて、理想を一旦脇に置き、いまのありのままの自分を労ってあげると良いのかもしれません。
自分に、
今までありがとう。支えてくれてありがとう。
と。あなたのおかげだよ。いう言葉を添えて。
たまちゃん