えっと…
本文に入る前に言い訳させて下さい。
このショートストーリーは
2015 .10. 30に書いた原文を
つい先程発見し、
それを誤字脱字の修正のみで掲載するものです。
原文自体は
三十分程度で書き上げています。
ですので
即興文という枠で掲載させて頂きます。
予めご了承の上、本文をお読み下さい
m(_ _)m
『静かで怖い夜』
何時になくその夜は静かだった。
その静寂をひとつの靴音が裂いた。
その靴音は何か酷く慌てているかのようで
時折、不規則に響いていた。
その音の主は息を切らし、
追われているのか
周りを
後ろを見ては血相をき走っていた。
繁華街、住宅街、倉庫街と駆けていき
やがて旧ビジネス街に迷い込んだ。
ここには表向き住む者はなく、
夜は誰も寄り付かない所。
その者もそれを知っているようで
一層慌てていた。
その者が余所見した時、
足元にあった何かにつまずき大転倒。
転んだその者に被さるようにかかる影
その影を向き、
恐怖の表情を浮かべ、絶叫するその者
靴音が止み、静けさを取り戻した闇は
その者の悲鳴で又、裂かれてしまった。
…つづく…
「って何だよ!ひでぇドラマ!」
一人暮らしの男が
暗くした室内で深夜ドラマに腹を立て、
テレビにクッションを投げつけ、
テレビを消した。
「あんなの俺でも思い付くよ…」
ぶつぶつ文句を言いつつ
トイレで用を済ませている男、
その背後に立つ黒い影。
『お前もやってみれば分かるよ…』
男はその声に向き、
無表情から恐怖のそれに変わった。
男の悲鳴が
暗い静かな夜を切り裂いた。
おわり
本文は以上です。
では、静かな夜をお過ごし下さい。
失礼します…