先日日帰り手術を受けてきました、パンダです。
乳房切除、乳房再建、術後の合併症的なのの対処①に続いて4回目の手術室でした。
今回のも術後に出てきた不具合…って言っても放っておいてもシにはしないやつ。
局所麻酔なのでドクターたちのお喋りがバッチリ聞こえる。
ちょっと楽しい。
が。
「あ!」「こわっ!」「あー…だいじょぶだいじょぶ!」
これ聞こえるのこっちの方が怖いから勘弁して?
術中は顔までシートで覆われていたのもあって。
パニック発作に近いものを起こしそうになったりもしていましたが、看護師さんがかけてくれてたBGMの曲の歌詞に集中したり、正直に先生に「痛くないけど怖くなっちゃったどうしよう!?」とか助けを求めて、宥めてもらったりしていました。
それで落ち着くなら良いと思っているので、その時はもう
「もうダメだ、時間もお金ももったいないけど、先生たちにも申し訳ないけど、やめてもらうしかない。」
「だけど今、どこまで進んでるか、どんな状態かわからないのにやめられるのか?とりあえず傷縫わなきゃとかだったら耐えられる気がしない…」
等々、考えていたけれど
「あ、この曲KinKiだ…今はDomotoだっけ?懐かしい…知ってる…次はサザン?きいたことある…ん?広瀬香美!?真夏に冬の女王!?」
なんて別のことに集中して気を散らして。
「BGMどんどん時代遡るね?」
の先生の発言に笑ったり、主治医と他の若手の先生のやりとりに集中してみたりしているうちに落ち着いてきて。
「大丈夫ですか?」
の問いかけに、歯を食いしばって、両手を握り締めたまま
「…ダイジョブデス」
と答えたら流石にダメなのが伝わったようで笑
我ながらダメな声出してたので
「今、明らかにダメな声でしたよね、私。痛くないけど怖くなっちゃって」
と正直に言ったら手術してくださってる方々皆さん「大丈夫ですよ」「うまくいってますよ」と、安心させてくれました。
ありがたいね。
術終了後、
「医者の闇を聞かせてしまって…」
なんて言ってた方もいましたが、こちらは「ババアの恥」晒しちゃってるんで気にもなりませんわ!
そして終わって振り返ればなかなかない面白い経験だったわ、と言える今に続いています。
やることに追われてちょっと無理〜ってなってるけど、パンダは元気です。