待ったなし 胆管・膵管ステント留置術
昨日、膵臓癌の強い疑いという知らせの電話が父からあったが、母は即日入院となった。入院の前に医師に無理を言って家に帰って来た母は銀行の通帳を並べて矢継ぎ早に説明し出す。どうやら、25日が近づいているので細々している家業に必要な振込作業をしなければいけないらしい。私も床に落ちてるそのへんのノートを慌てて出して母の説明をメモしようと思うが説明が早くて追いつかず一度で理解するのは諦めた。今日なぜ入院が必要なのか膵臓癌が胆管を圧迫して胆汁の流れが悪くなっており肝臓に負担がかかっている。胆汁の流れを良くするため金属のステントを入れる胆管、膵管ステント留置術をする必要がある。このままだと命に危険が及ぶらしい。そのため一刻も早い手術が必要だそうだ。その状況が理解できたのは数日後、そして落ち着いて文章に起こせたのは1年たってやっとだった。