スイミー・・2年生の教科書に載っています。

私も小さいころから知っている話。

正直好きではなかったですね。理由は何となく絵のタッチが寂しい感じがしてあんまり読む意欲が湧かなかったからです。結末もどうなったのか良く分からないし。

 

だがしかし・・・

そう思っていた自分を殴りたい笑

 

めーーーっちゃいい話キラキラキラキラ

 

あらすじは

家族全員が赤色の中、黒色で誕生したのはスイミーだけ。

そのスイミーは泳ぐのが早すぎてほかの魚と遊ぶことができずいつも一人。

本来なら「早い」事は自慢できる要素なはずなのにスイミー自身喜べない。(多分)

 

 

もしかしたら遅い方が良かった・・とさえ思った事でしょう。

「皆と一緒じゃない・・」これってハートが強くない限りネガティブ要素になる場合が多いですよね。

 

ある日大きな魚に家族全員が食べられてしまい泳ぐのが早かったスイミーは一匹だけ助かります。悲しみに打ちひしがれながら旅をするスイミー。行った先々で色々な生き物を初めてみるわけです。最終的に同じ赤魚の集団を見つけますが、その集団は外の世界が怖くて岩陰に固まって暮らしている。そこでスイミーは皆で大きな魚のふりをする練習をさせて赤魚たちを外に導き出す・・これで話が終了です。

 

私、スイミーは旅で癒されて元気になったから皆を誘ったと思ってました。

 

これはですね・・・・きっと・・

旅をしながら見たわけです。

 

赤色の魚だけだと思っていたら・・・

赤色になりたいなと思っていたら・・・

 

「え?やばい色の魚がいるーー!」宇宙人くん

「すごく綺麗な魚がいるーーー!」飛び出すハート

見たこともないような形や色の魚。泳ぎ方も食べ方も全然違う魚達をみて、きっとスイミーはこう思ったはずです。

 

「もしかして・・・自分って普通??」

って。更には

「泳ぐの早くて良かったー!!」て思えたはず。

 

それからもう一つスイミーが衝撃をうけたのは・・

何千何万匹で一糸乱れず泳いでいた「集団」の魚達でしょう。

この集団の意味が「敵から身を守る術」だと分かった時の衝撃。いつも一人だったスイミーはビックリしたでしょうね。

 

「一人だと逃げられないけど集団だと大丈夫なんだな」「集団で泳ぐって迫力あってきれいだな」

と感じたと思います。

 

そして・・・

 

「もしかして・・自分の役割って目だった?!」

と気づいた時はひっくり返りそうになったのではないでしょうか?

 

外の世界を見て自分の「個」を認め、「集団で動く意味」を知り、「自分の役割」を知ることができたスイミーだからこそ新たな集団の中で生きる力が湧いたと思います。

 

スバラシ――!!笑

おめでとうスイミー!!

世界は広い!!!

 

7年前、次女を妊娠中に長女にこの本を読み聞かせしながら

私も興奮冷めやまず。。

ほんっと良い話。

 

以上の解釈は個人的感想です

ご了承ください。(話も違っていたらスミマセン)