私の高校時代は、
親の事業が芳しく無かった時代だ。
それがきっかけなのか
両親の不仲が深まり暗黒の時代が始まった。
夫婦喧嘩が始まるのは決まって深夜、
実父が帰宅してから。
罵声、罵りあい、物が壊れるのが日常で
毎日が地獄だった。
子供部屋と両親の部屋は廊下を挟んで
いるだけで、争う声は大体は丸聞こえだった。
大抵はお金絡みの内容で
鬼の形相の実父の顔は今も鮮明な記憶だ。
出歩いて自分勝手な実父に抗う実母が
『死ぬ』とか『殺せ』とか口にすると、
慌てて止めに入ったりした。
実父は喧嘩をやめるどころか、
親の喧嘩を仲裁するとは生意気だと
娘を突き飛ばす様な人。
子供部屋は畳で言うと24帖位の広さ。
一人部屋にはせずに、
12帖はフローリングで共同スぺ-ス
6帖の部屋に2人ずつ寝る割り当て。
我儘な姉は1人部屋を主張して使用。
仕方無く3女は
このリビングスぺ-スで寝ていた。
私と同室の末妹はまだ10歳ごろ。
幼くしてこの悪環境が続き恐らく、
人格形成の妨げになったのだと思う。
後の大問題児だが大いに同情の余地が有る。
因みに
実父が元の男性不信で私以外の
姉妹は誰も結婚をしなかった。