iPad持っている人初めて見た。


電車に乗り込む前に見た。


iPadさんは電車に乗り込んだら私の隣の隣の席に着席した。


私とiPadさんの間には60過ぎたおばさんが1人。


iPadをチラ見する私。隣のおばさんと目が合う。


おばさんニコリ。私も引きつりながらもニコリ。


おばさん果敢にもiPadさんに話しかける。


おば「これ、テレビでやってたの見たことあるわ~すごいんでしょ?」


iPadさん苦笑い。


おば「すごいわよね~」


おばさんは私にも声をかけてくる。


私も苦笑い。


おばさんはiPadさんにまだまだ話しかける。


おば「これなかなか手に入らないっていってたわ~」


iPadさん「予約してたので」


律儀に応えてくれるiPadさん。


さらにiPadさんはインターネット画面を指で大きくしたり、小さくしたり、次のページへめくってくれたり、見せてくれた。


でもおばさんはそのすごさにはあまり関心がない様子。


さらにさらにiPadさんは「指で触るだけなんでやってみます?」


おばさんに操作させてあげようとまでしてくれた!


おば「いいのよ私は~。化石人間だからできないわよ~」


指で触るだけでいいのに!iPadさんがわざわざ申し出てくれたのに!おばさんは断ったのだった!!


おば「化石人間の私より・・・席変わる?」


私と席変わってiPadさんの隣に座らせようとしてきた。


いやいやいや、滅相もございません。


ってか友達と一緒なんで私とおばちゃん席変わるとかないから。


おばさんの攻撃がすこし落ち着いたらiPadさんは英文を読み始めた。


iPadさんはインテリさんだった。


おばさんの標的は完全に私1人になった。


おば「大学生?おばさんの孫も今度大学受験で大変なのよ~

女の子なんだけどね、女の子なら勉強はできなくても器量がよければいいって言っているんだけど、息子たちが行かせたがっててね。嫁なんてたいした大学なんて出てないのよ?まぁそんなこと言えやしないけれども(笑)孫に女の子産んでくれただけで嫁としては◎よ」


嫁の愚痴~


私は人との会話、特に知らない人との会話なんて超苦手だから相槌しか打てず、おばさんも最後は諦めた。



そしてiPadさんが一番初めに降りていった。


ありがとうiPadさん。


iPadにちょっと近づけた点ではおばさんもありがとう。