こんにちは。

西洋占星術☆独学中☆ミコトです。

今日は「キロン」について書いてみたいと思います。

キロンは1977年に、

土星と天王星の間を運行する小惑星として発見されました。

「キロン」という名前は、ギリシア神話に登場する

ケンタウロス族の賢者 ”ケイローン” に由来します。

彼は野蛮で粗暴なケンタウロス族としては例外的な存在でした。

英雄たちの教師として音楽や医学、武術などに精通し、

薬草を栽培しながら病人を助けて暮らしていました。

そんなケイローンは２つの傷を持つと言われています。

母親に見捨てられた心の傷。

毒矢によって負った体の傷。

それゆえに占星術の「キロン（ケイローン）」は

「傷ついたヒーラー」と呼ばれ

魂の傷とその癒しがテーマになっています。

まずは自分が傷つき、その傷を癒やすプロセスを経て、

次第に同じような傷を持つ人を癒やすことができるようになる。

ホロスコープにあるキロンは、

その人の抱える「心の傷」「トラウマ」「コンプレックス」

として読むことができます。

まず、

＊どこにあるのか？　➡　ハウス

＊どんな傷なのか？　➡　主要天体とのアスペクト

ホロスコープにあるこのマークがキロンです ⇩

最近、私もなんやかんや自分のおかしいところを辿っていくと、

結局ここにたどり着くんですよ。

幼少期に受けた心の傷。

父親が変だった。

母親も変だった。

だから家族全員が変だった。

自分もその変な人の一人。

私のキロンのアスペクトは

＊太陽とハードアスペクト（太陽＝父親を表す）

＊月とソフトアスペクト（月＝母親を表す）

本当にそのまんまです。

※ 重要視すべきはハードアスペクトですが、

ソフトアスペクトも問題がないわけではないようです。

分かりにくくても、確かに傷が存在するようです。

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

そして、ホロスコープ上でキロンが目立つ人は

キロンのテーマである 魂の傷とその癒し が、

人生において表面化しやすいと言われています。

キロンが目立つ配置とは、

■ 太陽・月・アセンダントルーラーと強いアスペクト

■ 個人天体と合

■ キロンのアスペクトが多い

■ アンギュラーハウスにある（1・4・7・10ハウス）

■ アングル（ASC・DSC・MC・IC）に３度以内で合

私はDSC（ディセンダント）に思いっきり乗ってます…

オーブは１度。

そして、リリス、ドラゴンテイルも一緒に乗ってます。

私のホロスコープで

一番ささくれているところかも…

対人関係による心の傷ですね。

そして、

人と関わることでイヤでも自分のキロンに直面する…

そんな感じです。

＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊　＊

最近、こんな風に思ってます。

”自分の心の傷は人と比べない”

私は長い間、

「自分の育った家庭環境は世間一般的にみてどうなのか…？」

ということが気になっていました。

世の中には、

自分よりも辛い経験をしている人はたくさんいると思う。

だとしたら、

「このくらいで辛いとか言っちゃダメなんじゃないのか…？」

と心にブレーキをかける。

でも、そんなの関係ないんだ。きっと。

そんなこと言ってたら、

いつまでたっても自分の心は癒されない。

まずは素直に自分の心を認めてあげよう。

他の家がどうとか関係なく、

「私はあの家がイヤだった」

それがすべて。

家に居ても心から安心できなかった。

いつもどこか不安だった。

両親がケンカを始めると自分のせいだと思ってた。

安心の電池が足りないから愛着スタイルは不安型。

そんな私って、

実は可哀そうな子だったんだな。。。

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キロンが目立つ配置の人は、

医者、カウンセラー、占い師など

人を癒す職業に適性があると言われています。

特に天職を示すMCに合の場合。

DSCとの合は・・・どうでしょう？

自分自身が対人関係で心に傷を負いやすいとも言えるし、

心に傷を負った人に出逢いやすいとも言えるかもしれませんね。

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最後までお読みいただきありがとうございました。

（やっぱりキロンの話はサラッと書けない… ）

キロン ～傷ついたヒーラー～

キロン　～傷ついたヒーラー～