会社からの帰り道の出来事です。


最寄り駅から電車を降り、家への距離は約1km。


普通に歩いて10分程度の道のり。


もう、何十回も歩いたこの道のり。



春風そよぐ4月の夜、今日はこの10分の道のりで、事件が起こりました。




『アーチーチーアーチ~♪』 (←クリパンの携帯の着信音)



クリパンの携帯が鳴る。



着信名を見てみると。。



「ナナさん」



ナナちゃん・・・みなみちゃんの職場の友達。



クリパンの携帯に女性から電話がかかってくるのは、

1ヶ月に1回が良いところです。



クリパン 「ム・・・ムフォムフォ?」 (←「もしもし?」と言ったつもり)


ナナ    「もしもし?クリパンさんですか?」


クリパン 「そ・・そうでフけど。。。」


ナナ    「今、大丈夫ですか?」


クリパン 「ファイ。。」


ナナ    「ちょっと、相談事がありまして、、」




ナナちゃんからは、彼が最近冷たい、という恋愛上ではありきたりな相談をしてきました。

ありきたりな相談でも、ジャンルは「恋愛」。


彼女いない暦=年齢


のクリパンに、なぜ、こんな恋愛めいた相談をするのか。


たぶん、ナナちゃんは少し頭がどうかしているのだと思います。




さらに!!


いきなりの女性からの電話で、緊張したクリパンに事件が!!








腹痛。








額に浮かぶ、冷や汗。

全身に立つ、不愉快な鳥肌。

そして、痛み。


クリパンはナナちゃんの相談に乗ってあげるどころじゃなくなりました。


むしろ、この腹痛についてナナちゃんに相談に乗ってもらいたいくらいです。




でも、クリパンは焦りません。

帰り道の途中に、トイレ付きのコンビニがあることを知っていたからです。


コンビニまであと20m、というときに、クリパンは一つの悩みにぶち当たりました。



「トイレに行きたい。トイレにすごく行きたい。

でも、ナナちゃんは僕を頼って今、熱心に相談をもちかけている。

今、トイレに行きたいからといって、電話を切ってしまうのはかわいそうだ。

どうしよう。

でも、この腹痛では相談を聞いてあげることもできない。。

でも、電話を切ることもかわいそう。。。。」



で、、、、



クリパンが出した結論はと言いますと、、、、、










電話 With トイレ














つまり、電話をしたままトイレに入る、という高等技術です。



この技術のメリットは、、、


・ 電話を切らないですむ (ナナちゃんを悲しませないですむ)

・ 用を足せる (腹痛を緩和)



しかし、メリットあるものには、デメリットもあるのが世の常。



この技術のデメリットは、、、















・ トイレの実況生中継















いやぁ、最近の携帯電話は進歩してますよね。


キレイに、小さな音まで拾ってくれます。



ナナ    「・・で、クリパンさんどう思います?」


クリパン 「ブリブリ!!!」


ナナ    「・・・クリパンさん?」


クリパン 「・・・ブリッ! ブッ!ブッ! バフ!!」


ナナ    「・・・何してるんですか?大丈夫ですか??」


クリパン 「ジャー!!!!」 (←流す音)


ナナ    「・・・。」



プチ。 プープープー。。。 (←電話の切れる音)




その後、ナナちゃんから電話が来ることはなく、

念のためかけ直したクリパンですが、案の定出ませんでした。



●今日の一句


トイレには


雑誌を持って


入りましょう












光彦


本作の主人公となるものです。


氏名 : 鈴木 光彦


ニックネーム : クリティカル・パンダ (クリパン)


年齢 : 26


身長 : 172cm


体重 : 56kg


好きな女性のタイプ : 浮気しない人、リードしてくれる人


趣味 : 読書、映画鑑賞


性格 : 内気、非社交的


特徴 : 無口、しゃべり下手、照れ屋、奥手


彼女いない暦 : 26年  


口グセ : 「ムフォ」


勤務会社 : 恵比寿電気通信株式会社 (通称、エビデン)


会社規模 : 従業員2000人、東証一部上場


所属 : システム開発部


気になる人 : 同じフロア、販売推進部の「みなみちゃん」