熊猫的妖怪草子
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河童

季節的に水辺へ行く機会が多くなるだろう。
水辺から連想される妖怪ですぐに思い浮かべる中でおそらくダントツなのは「河童」であろう。
河童」は、全国的に知られている妖怪の種族だろう。
河童」と一口で行っても呼び方は、「猿猴(エンコウ)」「カワワッパ」「カワッパ」「河太郎」「河伯(カハク)」等々と、地方によって様々だ。
また、「河童」の特徴としては、
  • 川辺に生息している
  • 頭にお皿が乗っている
  • 背中に甲羅を背負ってる
  • 手足に水かきがある
  • いたずら好きで、人や馬を水の中に引き込もうとする
  • 相撲を取るのがすき
  • きゅうりが好き
  • 好色家(エロガッパ)
等が上げられる。
また、「河童」は薬(特に傷薬)を作るのを得意としているという話しもあり、切り落とされた手もその薬を付ければたちまちくっつき元通りになるらしい。

河童」が広く生息・出現する背景には、四方を海で囲まれ、山/河川が多いこの国の地形ならではだと私は思う。
知っての通り、「河童」は水辺を選ぶ。
そして、その水辺は別に、河川だけではなく、湖や沼、海でさえも「河童」の生息範囲に入っているからかもしれない。
また、ある地域では「河童」は秋になると山に入り「山童(ヤマワロ)」という妖怪になるという話しもある。
山童(ヤマワロ)」は山人の手伝いをしてくれ、お礼に酒や食べ物を与えるとまた仕事を手伝ってくれる妖怪である。(早い話しが餌付けのようなもの)

いたずら好きな「河童」だが、受けた恩はきちんと返す律儀さもある事が、各地に伝わる「河童」話しからも伺える。(秘薬の伝授等)

河童」にしろ「山童(ヤマワロ)」にしろ受けた恩には自分が出来る範囲でも律儀に返すところが、「河童」を悪い妖怪の位置におかず、いろんな困ったいたずらはすれど、人々にどことなくすかれる要因の一つかもしれない。

受けた恩は自分が出来る範囲内でも出来る限り返すというのは、人として本当はあたりまえの事なのに、最近はその当たり前さえも「ばかばかしい」と出来ない人が増えている。

そういう意味では、「河童」達の方が自分たち也の良心を忘れない、優しい存在なのかもしれない。