お久しぶりです。
長門では今日市議会議員選挙が行われ、賑やかな選挙運動の日々が一段落しました。
さて、新学期が始まったのですが、下の子の幼稚園からのお手紙に「おう!?」となったので。
幼稚園では月に1回、保護者の読み聞かせの日があり、毎年読み聞かせをしたい保護者を募っていました。
私は個人的に絵本が大好きなので、上の子の在園時から毎年参加しています。
ところが、今年度は方針転換して、毎週2回保護者の読み聞かせの日を設定、回数が増える代わりに、全保護者が1回は参加してください、とのことになりました。
私は幼稚園と、あと上の子が通う小学校でも保護者の読み聞かせグループに入ってるので慣れてますが・・・。
周りの保護者の方の中には、人前で読み聞かせすることに苦手意識のある方もいらっしゃるので、そういう方にとっては悩ましい事態なのではないかなと思います。
と言う訳で、お役に立てるかは分かりませんが・・・。
私がいつも読み聞かせの時にやってることをここに書いてみようと思います。
本選び
まずは「何の本を読むか?」迷いますよね。
私のオススメは、自分のお子さんが好きな絵本!
読み聞かせは自分のお子さんのクラスで行うことが多いので、お子さんが好きなものを選ぶと、同じ年齢の他の子どもたちも楽しんでくれることが多いです。
また、お子さんが好きな絵本は、お家にあったりよく借りてきたりすることがあると思いますし、保護者の方も自分のお子さんに読み聞かせした経験があるものが多いと思います。
そうした点でも、読み聞かせに慣れてない方にはオススメです。
それ以外に読み聞かせの本を探したい場合は、長門市立図書館で探すのをオススメします!
何故なら、ここの図書館は読み聞かせに向いてる絵本が沢山置いてあるから!
読み聞かせの活動が盛んな図書館なので、メジャーな絵本からマイナーな絵本まで、読み聞かせすると楽しい絵本が色々と置いてあります。
とはいえ、図書館には蔵書がいっぱいで、探すのが大変ですよね
私はいつも次の手順で読みたい本を探してます!
①児童書コーナーの棚の上にあるオススメ絵本をチェック!
図書館に入って右手に進むと、窓側に靴を脱いで上がれる絵本コーナーがあります。
更にその奥にはテーブルと椅子が置かれた児童書のコーナーがあります。
この児童書コーナーの1番手前にある本棚の上(水槽が近くにあります)に、毎月季節やイベントに合わせた絵本を取り揃えられています。
例えば、12月だったら「冬」「クリスマス」「雪」といった、その月に合わせたテーマを取り扱う絵本がテーマごとに整理して並べられています。
ここは季節に合わせた絵本が選べるので、私もいつも1番最初にチェックする場所です。
②絵本の背表紙をチェック!
オススメコーナーに読みたい絵本がなかったら、今度は本棚に並んでる絵本の背表紙をチェック!
背表紙には、「はる」など季節の名前や、「うし」など干支の動物の名前などが書かれたシールがついていることがあります。
絵本の内容に合わせて、読み聞かせに合いそうな季節や、干支になっている動物の名前を書いて探しやすくしてくださってるのだと思います。
本を選びに来たけど、ゆっくり選ぶ時間がない!という時に、私は背表紙でその季節の絵本を探して、タイトルとパッと見開いた絵本の挿絵・文章を見てピンときたものをとりあえず数冊借りていって、後で家でゆっくり読んでどれを読むか選ぶ・・・ということをやりました。
③自分で読みたい絵本のテーマを決めて探す。
私が探しに行く時は、ある程度読みたい絵本の内容の目星をつけてから行くこともあります。
例えばですが、幼稚園で大きな行事(運動会、音楽会、遠足など)がある時は、それに近い内容の絵本を選ぶなど。
保育内容(工作や水遊びなど。小学校なら授業でやってる内容)に近いものを選ぶこともあります。
これは私が学生時代に学んだことなのですが、子どもたちが実際に体験したことが書かれた文章は、子どもにとっても内容が入りやすいそうです。
子どもたち側にも絵本が好きな子もいればそうでない子もいるはずなので、絵本の好き嫌いに関わらず内容に興味を持ってもらえると考えると、子どもたち皆が経験する保育内容や行事に合わせたものを選ぶと、興味を持ってもらいやすいかなと思います。
読み聞かせの練習
私は必ず、家で読み聞かせの練習をするようにしています。
練習する時のポイントは
①大きめの声ではっきりと読む。
特に今はコロナ対策でマスクをしたまま読み聞かせをするので、しっかり声を出した方が良いです。
②なるべく数日前から何回か練習する。
実際に読んでみると意外とスラスラ読むのが難しい箇所が出てくることもあるので、私は読み聞かせの1週間前ぐらいまでには本を選んで、本番までに何度か練習するようにしてます。
③本の持ち方を練習する。
これ意外と盲点なので、慣れてない方には練習をオススメします。
自分の子どもに読み聞かせする時とは違い、絵本の絵や文章を大勢の子どもたちの方に向けて読むので、保護者は本を横から見て読む形になります。
読み慣れてる本だと文章が頭に入ってて、横向きでも読めると思います。
文章量が多くなってくると、文章が頭に入ってないことが多くなるので、そうすると、文章を読むため絵本がだんだん保護者に向いてきて、子どもたちからは見えにくくなってしまうことがあります。
また、本を手に持つ時に挿絵の大事な部分が手で隠れてしまうこともあります。
読んでると夢中になってそれらに気づかないことがあるので、事前に1度やってみて、気をつけた方が良いポイントを把握しておくと、本番でも大丈夫だと思います。
読み聞かせの時にやること
私は読み聞かせを始める前に、「声が全員に聴こえているか」と、「絵本が見えているか」をその場で聞いて確認しています。
それと、これは読み聞かせのクラスによって可能かどうか変わってきますが、大丈夫そうなら「もし絵本が見えにくい時は、見えやすい場所に移動してもいいですよ」と伝えてます。
そうすると、もし自分が読むのに夢中で絵本の角度がだんだん自分寄りになってしまっても、子どもたちが移動して見える位置に行けるし、その動きを見て自分も気をつけることができるかなと思うからです。
と、色々書きましたが、とりあえず絵本選びさえできれば大丈夫じゃないかなと思います。
あ、大事なこと書き忘れた!
絵本を選ぶ時は読む人にとって読んでて面白い絵本を選ぶのもオススメです!
以前、私が時々読んでる絵本雑誌に書いてあったのですが、「読み聞かせする人が面白いと思うものを読む方が聞き手にも伝わる」のだそうです。
とりあえず有名だからとか読み聞かせにオススメだと聞いたからと選んだ絵本でも、読む本人が面白いと思って読まなかったら、自分自身でも楽しくないと思うんです。
だから、私は自分のモチベーションを上げるためにも、自分の感性で好き!と思った本を読むようにしてます。
ちなみに、私が大好きな絵本は「ノラネコぐんだん」シリーズです。(長門の明屋書店でこのシリーズの本がいっぱい売ってあります。)
多分ですが、子どもたちは、例え上手じゃなくても、保護者の方が楽しそうに絵本を読んでたら、興味を持って聴いてくれるんじゃないかなと思います。
小学校で読み聞かせした時ですが・・・。
他に希望者がおらず私がほぼ1人で1年間ずっと上の子のクラスの読み聞かせを担当した後、「ぜひ皆のお父さんお母さんにも、読み聞かせ参加してねって言ってみてね」と伝えたら、「うちのお父さんは・・・せんやろうなぁ」としみじみ(?)言われまして
もしかしたら、読み聞かせに保護者の方が来てくれるだけでも、子どもたちにとっては嬉しいことなのかなぁなんて、その時に思いました。
うーん、こんな感じでお役に立ててるのでしょうか?
逆に色々書いてて負担に感じられてないかな?大丈夫でしょうか?
分からないですが、何か参考になることがあれば幸いです。
私は今年度も、楽しい絵本と出会って、楽しく読み聞かせの時間が過ごせるように頑張ります!