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パンダ屋ブログ

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パンダヘェーゾウさんの日常を追う!

TOKYOタクシー鑑賞

フランス映画「パリタクシー」を原作に監督山田洋次、主演倍賞千恵子&木村拓哉を迎えこの冬に心が暖かくなる作品を作り上げてくれました。

倍賞千恵子と木村拓哉と言えば「ハウルの動く城」を思い出す人も多いかと思います。見事過ぎる掛け合いに時間があっという間に溶けていきます。

山田洋次監督は日本人に刺さる脚本、演出を本当に分かってるなと感じました。
1時間半と言う上映時間も観ている側がある程度年齢を重ねた世代以上という事を織り込み済。

タクシードライバー宇佐美を演じるのは木村拓哉。
奥さんと娘さんの為に日々働くお父さん。
非常に自然体で喜怒哀楽が態度に出ちゃうタイプ。
自然体なのにカッコいいのが木村拓哉の凄い所で、カッコつけていなくてもカッコいい。

そんな宇佐美のタクシーで老人ホームへ向かう事になる高野すみれを演じたのは倍賞千恵子さん。
こちらもまたとにかく自然体で、観ていて覗き見しているような錯覚に陥る感覚あり。そこに存在しているだけで役が成立してしまう…圧倒的過ぎました。

東京を離れる前に思い出巡りをしながら自分の人生を振り返り宇佐美に話していくすみれ。
それを最初は面倒な雰囲気で聞いていた宇佐美ですが次第に心が動いていくことに。

人との出会いは一期一会。

人それぞれ色んな思いを抱えて生きています。
他人に優しくなれる人こそ本当に素晴らしい人生を生きられるんじゃないかと思える作品。


※ネタバレあり


冒頭、宇佐美に自分の代わりに迎車に向かって欲しいと頼んでくるのが「お笑い怪獣」
一気に作品を観る側の肩の荷を下ろしてくれる事で、非常にスッキリと集中して観れました。

そして、宇佐美の姉役が「大竹しのぶさん」と言う確信犯キャスティングだけで前半は非常に楽しめます。

気がついたら泣いていた…という絶対観て欲しい良作🐼 
しかし最近の邦画は本当に良い作品ばかり。