まず初めに僕はエモいなんて言葉は嫌いだし

よくわかんない


いや、よくわかんなかったし、嫌い ”  だった ”



エモいって言葉を多用して日々を過ごしているエモラーの皆さんを敵に回せる程、僕は強くはないし、少し怖いけど話すね



日々の生活で皆んなが感じるエモい出来事があったとしてそれを”   エモい ”とだけで済ましてしまうことで悪い意味で簡素というか深みがでない気がしてしまって

共感して湧き上がった熱もエモいの一言で冷めていくし

友達の言うエモいを理解できずに過ごしていた(一時期はみんながエモいって言ってた)

一方でそんなエモいアンチだった僕はノスタルジーを推奨してきたわけだが


2024年、夏。


僕はアコギを弾くのが好きだし弾いてる人も好きだし、上手に弾けるようになれたらなと思って生活している


そんな僕は寝る前とかに弾き語りの動画を視聴する時がよくある

弾き語り動画を投稿する人は、やはりうpするだけはあって全く再生されていない人でもどこか魅力があったりして飽きなく視聴することができていた


とある日、うp主が弾き語りの生放送をしているのをみつけた

初めは生放送という言葉に惹かれただけで、一曲聴いていくかくらいに思っていた僕は一曲どころか最後まで視聴していた、そんな事すら忘れて



そしてその生放送で僕は初めてを知ることになる



生放送でも変わらずに弾き語るうp主に感動しながらみていたらリクエストした曲を弾くというファンサタイムが始まった

コメントをみる限りリクエストはとても人気があるのか皆んなこぞって好きな曲をコメントしていた



するとそんな中からリクエストに応えてうろ覚えで自信のない曲を弾き始めるうp主

おいおい、大丈夫か?と見守っていた僕だったが

要らぬ心配だった
なぜなら、その弾き語りに”   エモい ”をみつけたのだ


もちろんリクエストされる曲によっては練習していない曲だ、サビ以外たまに音程がズレてたり全てがバラバラになる瞬間があったりするのだが
不思議な事にその瞬間

それは、素敵なアレンジに変わったのだ
全く不快ではない原曲ではないはずなのに、魂のこもったアドリブ
よく歌ってみたの動画でアレンジいれる歌い手のような良さに似ているが生放送であり即興であることがより良く
その場で自然と出た音がその人を良さを表現してるような瞬間、その何も知らないで歌う瞬間の音が優しかったり、お洒落だったり


ああ、そっか   これなんだ


初めてわかった エモいは
どこの誰かもわからない人の歌とギターの音だった


そんなお話