こんばんは!
アラフォー大学院生のホットケーキです。
音大受験について書いてます。
今日は、入試のソルフェージュの勉強法について書いてみます。
今日は聴音編🙌
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まず、大前提として、受験する学校の試験に合わせた問題を用意してください。
☑️チェックポイント
①音部記号は、ト音記号、ヘ音記号、ハ音記号、どれが出るのか?
②調号は、♯ ♭ それぞれ いくつ位の調まで出題されるのか?
③何小節の課題が出るのか?
難易度(音程、リズム等の複雑さ)も合わせられるとよいですよね…
過去問をたくさん集めても良いと思います。
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①拍子を数える
「アウフタクトの曲で、全部一拍ずつズレてた…」
なんて悲しいことが起こらないようにしましょう…
そのためには例えば、簡単な順に
1) 小節の頭の音だけ書き取る
2)4拍子系なら、1,3泊目だけ書き取る
3)拍の頭の音だけ書き取る
などの練習ができると思います。
細かいところは後で書けばいいのさ😗
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②リズム
①のように、拍の頭を押さえると、リズムは書きやすくなると思います。
なぜなら、例えば↓のようなリズムが出てきた時、8つの音を一気に書くのは大変です。
でも拍の頭(赤い丸)だけ最初に書いておけば、2回目には青い丸の部分を書き足せばいいだけなので、簡単だし間違いが少ないです。
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③音程
- 今までやった聴音の曲や、新曲視唱の曲をアカペラで歌い、録音します。
- ↑の録音に合わせてピアノを弾いて、ずれている音を確認します。
- ずれている音と、そのひとつ前の音をピアノに合わせて歌います。
- ピアノなしでその音程を歌います。
- もう一度、ずれた小節だけ歌い録音して、ピアノで確認します。
- ピアノで弾いたものを録音します。
- 次の日、6.のピアノの録音を聴きながら、聴音してみます。
- 1週間後、また6.を聴音してみます。身に付いたかな?
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申し訳ないことに、私は絶対音感で生きてきてしまったため、実は↑の練習法は、「こうやったら音程を取れるようになるんじゃないか?」という憶測に過ぎません…
ですが、短2度はこのくらい、長6度はこのくらい…というような、インターバルを正しく感じる能力が身につくことが大切なのだと思います。(ソルフェージュの先生が「歌えないと聴音は出来ない」と仰っていました。)
そしてインターバルの感覚を得るためには、歌う練習をするとよいと思います。
私の絶対音感も、若い頃よりは鈍っていて、思っていた音と聴いていた音が半音違うことがあります。
そんな時は、やっぱり自分の声で歌って確認するんです。
キキの魔法みたいに、生まれつきの絶対音感の魔法が解けてしまうことがあっても、後で努力して得た相対的な音感は急に消えてしまうことはありません。
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少しでもお役に立てばと思います🎼