【ＰＡＮＡＲＩ】の山本美由紀です✩
まったり関西旅行もあっという間に最終日に。
大阪でお好み焼きを堪能した翌日は、京都市内観光。
奈良で買った興福寺の阿修羅像のＴシャツと、平等院に行った時に買った手ぬぐいのコラボ。
一日Ｔシャツ一枚だけではとても足りません。
駅ナカのユニクロさんにはお世話になりました。
今回は、予定を立てていたわけではまったくなく、前日の夜にガイドブックを見て行きたいところを決めています。
私が候補を出して、夫の意見も聞いて組み立てていますが、阪神戦以外はほとんど私かも？
でもまあ、見どころいっぱいなので^^
龍安寺～金閣寺周辺と迷って、決めたのはこちら
京都からＪＲ奈良線でひと駅の東福寺
実は東福寺という名前は、東大寺と興福寺から名前を取ったのですって。
４００円払って、通天橋・開山堂へ
絶景
紅葉でも見てみたい
そしてまた４００円払って本坊庭園へ。
北斗七星
日なたは焼けちゃってる
この暑い中、モデルさんが着物を着て撮影をされていました。
先ほど通った通天橋が
東福寺をあとにして、今度は近鉄に乗り、七条で降りて三十三間堂へ。
私も夫も大好きなところ。
会いたい人と似ている観音様が１体あるというのだけど、なかなか見つけられず。
風神、雷神の迫力もさることながら、ここにいらっしゃる金剛力士様が、またまた素敵な筋肉の持ち主で♡
観音様は、自分と似ているお顔の横幅が広いお方が好き。
ほんのちょっとの比率の違いで、雰囲気が変わるのよね。
三十三間堂をあとにして、一度行ってみたかった養源院へ。
豊臣秀吉の側室、淀殿が、父、浅井長政の追善供養のために創建。
一度は消失したが、妹のお江が伏見城の遺構を移築して再建されました。
絵師俵屋宗達が杉戸に描いた白象は、今見ても斬新。
入館料を払うと、一人につき一枚俵屋宗達のポストカードをもらえます。
左側のポストカードは、唐獅子で、玄関入ったすぐのところにあり、黒い唐獅子と対。
今はガラス戸に入って開けられないけれど、この杉戸を開けると、奥にある白象が見えて、両方白い絵になるしかけ。
帰りは、お辞儀している象と唐獅子がお見送りしている図になるのだとか。
この杉戸の横を抜けて、ウグイス張りの廊下をキュッキュッさせながら進むと、唐獅子の後ろは「波と麒麟図」。
オスの麒とメスの麟で合わせてキリンなのですって。
そして畳の間には、やはり俵屋宗達が描いた襖絵の「松図」が。
４００年以上も経っているのに、なんだかモダンな松です。
天井には有名な「血天井」
慶弔5（1600）年に徳川家の陣であった伏見城に、約4万もの兵士を引き連れてきた豊臣方の軍勢に破れ、約2,000人いた徳川方の軍は380人余までに減少。
伏見城を守っていた武将・鳥居元忠を筆頭に残った兵士は「中の御殿」に集まって自刃し、伏見城は落城しました。
その後、養源院再興の際に元忠らの菩提を弔うため、床板は天井に上げられました。
本堂の天井では380余人兵士の血痕や、元忠が自害した場所といわれる跡がくっきりと残されています。
武将の元忠が、切腹をして果てたあとがありありと。
頭と、手の持った刀、伸ばした足と曲げた足。
大将は皆が自害したのを見届ける義務があるということで、介添えもなく、苦しんだだろうという説明を聞いて、さぞや無念だったのだろうなあと思いながら眺めていたら、鎧を着て息絶える姿が血溜まりの跡からありありと浮かんで、涙が出てきました。
こういう供養の仕方もあるのだなあと思いました。
炎天下、バスに乗る気力もなく、タクシーで建仁寺へ。
途中、お蕎麦屋さんを見つけて下車。
竹*花 ｓｏｂａｙａ。
まずは地ビールで乾杯
暑いからスルスル入ります。
夫は限定食のたけはなセット
私はさっぱり梅おろし
前回京都に行った時に初めて連れて行ってもらった「安井金比羅宮」に夫を連れて行きたくて。
良い縁を結んでもらいましょ。
ちなみにこの写真の方は、夫ではありません。
建仁寺はすぐそこ。
写真オーケーですって。
こちらの風神雷神も、俵屋宗達作
お庭も眺められると思ってもいなかったので、ラッキー♪
夫の自分へのお土産
こちらの龍は、平成に描かれたもの
お庭で写真を撮っていただいたおじいちゃんは、甲子園のすぐ近くに住まれている方で、阪神の話題で意気投合♪
お庭を眺めながらしばし休んだあと、これまた私の大好きな錦市場へ。
と思ったのに、思い込みの強い私はなぜか逆方向に夫を誘導し、炎天下の中夫ぶんむくれ(＞_＜)
なんとか無事に着いたけど、夫の好きなビールではなく、やっぱり抹茶のかき氷が食べたいのよ～！
と、茶寮一葉へ。
ごめん、ビールはありません。
やっと汗が引き、お店を出てからいろんなお店を物色し、お昼からやっている酒場で皆楽しそうに飲んでいたので、一応
「行きたい？」
と聞いたら、
「お腹ガボガボだから飲めない」
と言われたので、そのままバスで京都駅に戻り、ホテルに荷物を取りに行って新感線構内へ。
うまい具合にお酒と珈琲が飲めるお店を見つけたので、時間までしばし休憩。
１８時５７分発の新感線で京都をあとにしたのでした。
行き当たりばったりだったけど、楽しい旅になりました。
リフレッシュしてパワーアップして、お客様に還元いたしますね＾＾
最後までお読みいただきありがとうございました。
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