シンスプリト(過労性脛部痛) | まことの気になる事!

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シンスプリト


 陸上競技(中距離)選手に多発するスポーツ障害をシンスプリトといいます。


 陸上中距離選手に多いですが、跳躍競技(走り幅跳び)選手やサッカーやバスケットボール選手にも発症します。


 症状は


 脛骨内縁中央から遠位3/1(すねの内側にかけての疼痛および圧痛を訴える。


ネッター解剖学アトラス原書第3版図500より抜粋

シンスプリトの原因として

overuse→使い過ぎによる骨膜炎、筋膜炎、過労性脛部痛を発症。
→基本的にはスポーツをしている時に痛みが出るが、酷くなると安静時にも痛みが出現。

痛みには後脛骨筋、ヒラメ筋が関与しています。

そして足関節回内位を呈したものが多いのも特徴です。


シンスプリトを発症する人の大半は、足関節周辺の柔軟性の低下や下肢の筋力不足によります。


 症状の改善に大切なのは


まず痛みのでる動作(ランニングなど)を長時間するのを避ける。


運動後はアイシング

柔軟性が低下していたら、ストレッチやマッサージ

筋力不足の場合は、筋トレを行う。


人により症状や痛みの度合いも様々なので、各々にあった対処をすることが大切です。