(ストーリー)
森の別荘へとやって来たデイナ(クリステン・コノリー)やカート(クリス・ヘムズワース)ら大学生の男女5人。彼らが身の毛もよだつような内容のつづられた古いノートを地下室で発見し、呪文を唱えてしまったことから、何者かが目を覚ましてしまう。一方、彼らの知らないところではその一部始終が監視され、コントロールされていたのだった。そして、何も知らない彼らに魔の手が忍び寄り……。
勝手に評価点数[88]
※この点数は適当だから気をつけて!
この作品ずっと気になってたんですよね~!僕はもともとB級映画が大好きな人間なんで、こういう作品に非常に惹かれるんですよ!B級映画って当たりハズレが大きく分かれると思うんですけど、当たりだった時の感動はすんげ~大きいんですよね!んでこの作品なんですけど、「もうね、僕的には大当たりってかんじでした(・ω・)bグッド!」
最初に言っておきますけどこの作品は内容を知ってしまうと確実に面白さが半減しますんで、少しでも興味があって観る予定がある人は、こんなネタバレ全開でアホみたいな文章を書き散らかすこのブログから今すぐ退出した方が身の為ですぞヽ(`Д´)ノホントだよ!出来るなら予告編すら観ずに鑑賞した方がいいと思うぐらいです!
という事で簡単に感想だけ残しておきます。正直僕はこの映画って「山小屋で若者達が何者かに襲われて~」というありきたりなB級映画かなぁなんて思ってたんですが、冒頭から見事にその予想は外れましてね。だってさ、管制室のような場所で変な技術者みたいなオッサン二人組が出てくるんですよ。この時点で僕が思ってるような内容とは違うなぁと感じまして。
冒頭からこんなオッサン達が出てくるもんだから、「これってもしかしてSF系なの∑(゚Д゚)」って驚いちゃいました。
でも実際は全然SFなんかじゃなくて、逆にもっとすごい話の展開だったんですよね!ようはこの技術者みたいな奴らに誘導されて若者5人は山小屋へ集められるんです。全てはこのオッサン達に仕組まれてたんですね。だから僕は超常現象的な物じゃなくて、人間が絡んでくる現実的なサスペンス映画なんだなって思ってたら、これも見事に裏切られる形になったから更にビックリ∑(゚Д゚)!
これが必然的に山小屋に集められた若者5人組!この人物達にはちゃんと設定があって、左から戦士(体育会系)、学者(頭がイイ奴)、娼婦(イケイケな女性)、愚者(バカな奴)、処女(大人しい女性)という感じでした。これってよくよく考えるとホラー映画では定番といっていい程の設定ですよね。後で気付いたんですけど、体育会系のカートを演じてたのってクリス・ヘムズワースだったんですね!マイティ・ソーのイメージが強すぎて、彼がいればどんな状況でも助かりそうに感じるから不思議ですな。
それでこの後どうなるかっていうと、この5人は若さへの罰として、古き者に生贄として捧げられる事になるんです。この古き者ってのは大昔に地上を支配していた神々らしいです。てかまたこの辺から話が違う方にズレていくんですよね!だってさ、さっきまでは人間が絡んでくる現実的な話かと思いきや、今度は神々に捧げる為の生贄とか言い出すんだから僕の頭は大混乱(´□`。)!挙句の果てにはゾンビの殺人鬼ファミリー、バックナー一家という輩が復活してこの5人を襲いだすんですよ!もうね、ここまで展開が予想出来ないでいると、何故か気分爽快になってきましたよヘ(゚∀゚*)ノもうどうにでもな~れ!パッケージに書かれている「あなたの想像力なんて、たかが知れている」って文句に納得しちゃいました。
それでここからが僕の一番大好きなシーンなんですけど、最終的に生き残るのは処女のデイナと愚者のマーティの二人なんです。期待の星だった体育会系のカートはアッサリ死んじゃいましてね(´・ω・`)残念。
この二人が生き残るってパターンもホラー映画では定番な展開ですよね。このシーンはちょっと「キューブ」を思い出しちゃいました。だって好きな映画なんだもん(^ε^)!
ここから多数のモンスターが解き放たれて人間(管制塔にいた奴ら)を襲いだすんですけど、この描写がもう最高の一言!あまりの素晴らしさに涙が出そうになりましたよ(ノω・、)。僕はそこまでホラー映画には詳しくないんですけど、「死霊のはらわた」や「ヘルレイザー」のキャラクターっぽいモンスターが多数登場する場面は、ホラー映画ファンには悶絶するぐらい素晴らしいシーンなんではないでしょうか!そういえば僕が子供の頃に観て恐怖した、「イット」に出てきたピエロみたいなキャラクターも出てきましたよ(((゜д゜;)))今見ても怖い!
マジでこのシーンはもう一回観たいぐらいの衝撃でした!エレベーターの扉が開くごとに新しいモンスターが出てくるのなんて、「次は何が出てくるんだろう(´∀`)!」とワクワクが止まりませんでしたよ!
念のために言っておきますが、こんな可愛らしいモンスターは一切出て来ないので要注意ですぞ(不要な画像)!
結局ラストは古き者が復活した所で映画は終わるんですけどね。なんか観終わった後は清々しい気持ちになったから不思議ですよ(´∀`)スッキリ!ラストで管理者としてシガニー・ウィーバーが出て来たのもビックリしたし!とにかく色々なモンスターの見せ方が本当に素晴らしい作品でした!日本のホラー映画へのリスペクトシーンなんかもありましたしね!この作品って今までのホラー映画に対するメタフィクションの集大成ではないですかね!それぐらいインパクト大でした!グロ系が苦手な人にはあまりお勧めはできませんけど、僕はここまで騙されまくった作品も久しぶりだったので面白かったです(o^-')b!欲を言えばもうちょっとモンスターと人間のバトルシーンが観たかったかなぁ。とりあえずもう一回はじっくり観たい作品でした!