あくまで私の場合、という前提条件ではあるが

結論から言うと

あまり役に立たなかった

しかし

行ってよかった。

 

もし現在、不眠症で悩んでいて、まだ心療内科に行っていないのなら

行くことをおすすめする。

 

その理由は2つある。

 

まず1つめに、私には役立たなかったが

あなたには役立つかもしれない。

 

2つめに、役立たなかったとしても

心療内科が今のあなたにとって役に立たないという事実が判明する。

そうすれば他の方法を探そうと、次の行動に移れる。

 

心療内科に行ったことがない人にとって

そこへ行くということは

少なからず抵抗を感じるかもしれない。

私はそうであった。

 

初めの頃は寝つきにくい、寝てもすぐに目が覚めてしまう

などの症状だけであったが、ある頃から、そこに夢遊病が加わった。

これは自分にとって衝撃的な事件だったので

いつか機会があればブログに詳細を書き残そうと思う。

 

とにもかくにも

それをきっかけに、以前から人に勧められていた

心療内科の受診を決意したのだった。

 

一体何をするんだろうと思っていたが

なんてことはない。ただ話を聞くだけであった。

心療内科を勧めてくれた知人から聞いていた通りだった。

本当に聞くだけ。否定も肯定もされない。

ましてや解決策の提案などない。

 

これは意味のないことではない。

人に話すためには、それを言葉にしなければならない。

何に悩んでいるのか。

どんな症状なのか。

いつから始まったのか。

原因が分かっているのか。

それはいくつあるのか。

人に話すことで、自分の脳内が整理されるのだ。

 

心療内科に行くことを勧める3つめの理由を追加したい。

心療内科医は安全な相談相手である可能性が高いという点だ。

 

家族や友人が安全な相談相手とは限らない。

善意でのアドバイスや励ましが

あなたへの心理的圧力になってしまう可能性もある。

あるいは、重すぎる相談は、相談相手との関係を変えてしまう可能性もある。

 

心療内科医はきちんと教育を受けたプロだ。

ただひたすらに聞くだけなので

安全に脳内整理することができるだろう。

 

ここからは、心療内科があまり役に立たなかった私が

行ってよかった

と思う理由を挙げていく。

 

①不眠症を認める第一歩になった

 

初めての人が、心療内科に行きたくない理由は

自分が正常ではないということを認めたくないからだと思う。

風邪をひいたときに、疲れただけと思ってみたり

花粉症なのに、ちょっと風邪気味なだけと言い張ってみたり…

 

最近ちょっと寝つきにくいだけ、と思っている間に

症状が改善するならそれで良い。その方が良い。

でも症状が続いたり、悪化していくなら、もう認めよう。

今は正常ではないのだと。

そして改善するための行動を起こそう。知識を得よう。

心療内科に行くということは、分かりやすい第一歩となる。

 

②薬の知識を得た

 

心療内科に行く以前から、市販の睡眠導入剤を飲んでいた。

しかし飲みながら不安に思っていた。

 

心療内科ではその不安を色々と聞くことができた。

副作用はあるのか、依存性はあるのか、量はどこまで増やしていいのか、などなど。

 

そして何より、処方箋を出してもらい薬局で買う薬は

ドラッグストアで買うより圧倒的に安く、有効であった。

この点は花粉症薬や風邪薬などと同じ構図だと思う。

 

③脳内整理ができた

 

これは前述したが、人に話すことで

自分が解決すべき問題がそもそも何なのかということが見えてくる。

これは実際にやってみると、かなり有効だと分かる。

 

私が会社員で、保証などがあったなら、心療内科に通い続けていたかもしれない。

だが私は個人事業主なので

仮に適応障害や、うつ病の診断書を出してもらっても有給で休めるわけではないし

心療内科に行くためには時間を割かなければならないし

そもそも保険適応とはいえお金がかかる。

 

そこで私は、脳内整理するための相手は大学ノートに切り替え

話すのではなく、書き出すことにした。

 

睡眠導入剤は、内科をやっている町医者でも処方できたので

そちらでもらうことにした。

 

こうして、結局3回ほど行って、心療内科通いは辞めにしてしまったのである。

だが、本当に行って良かった。

 

これは東京都心に住んでいる利点もあったと思う。

行こうと思ってすぐ行けたのだから。

病院によっては初診の場合、かなり前からの予約が必要なので

気になっているなら早めに調べてみてほしい。

地域によっては、心療内科を探すことが大変なこともあるらしい。

もし条件が許すなら、是非、心療内科に行ってみてほしい。