彼とひさひざに再会した。
「元気?」
「うん、元気だよ! 元気そうだね?」
少し話して、彼が言った。
「もし、この後時間があったら.....(ホテルへ)
行かない?」
「用事を済ませてからだったら行けるかも...。
ここで待っててくれる?」
小一時間ほど経って、用を済ませて戻った私は
すぐに彼のそばに行かず、物陰から彼の様子を
伺った。
彼は待ちくたびれた感じだった。
さらに30分ほど待っていたが、私がやって
来る気配がないので、駅に向かってトボトボ
歩き始めた。
ずっと彼の様子を見守っていた私。
あまりに寂しそうな彼の後ろ姿。
私はたまりかねて彼の後を追った。
彼に追いついて腕を掴み、
そして
「ごめんね、もうこれ以上は無理なの」と
伝えていた。
これは昨日の夢である。
今の彼はどんな感じか想像する。
夢で逢えたことを考えていたら、
むかーし聞いたこの曲がふっと頭に浮かんだ。
鈴木雅之のカバーもいいけど、
原曲の大瀧詠一のふわふわした感じの方が
好き。