オニはうち、福はときどきうち -26ページ目

オニはうち、福はときどきうち

ここにいること。
それだけ知っていて。
愛してなんて言わないわ。




私が手に入れたものは
理想でも夢でもなくて


ただ
苦しい、冷たい、さみしい
だけでいっぱいの
現実。



そんなものを掴んだから
そんなものに足を入れたから

私はもう
満たられるのを
許せなくなる。



私の欲望が
ただただ自分を
醜くさせる。