ロスマニア・アンネ Rothmannia annae が咲きました。
セーシェル共和国原産のアカネ科植物。
IUCNレッドリスト 絶滅危惧種

セーシェル共和国のアリッド島だけに自生する植物。
タネから栽培しているけれど、本物かどうかは不明。
親株や挿し木株が毎年花を咲かせているけれど、特徴的な赤紫色の模様がなぜか年々少なくなっていき、昨年はついに真っ白な花になってしまいました。
今回、ちゃんと模様の入った花を咲かせたのは挿し木で増やした別の初めて咲いた株。
これからも模様の入った花が咲けばいいんだけれどね。
070202

グリフィニア・エスピリテンシス ssp. バイーアーナ Griffinia espiritensis ssp.
 baiana が咲きました。
ブラジル連邦共和国原産のヒガンバナ科植物。
バイーア州の海岸林に生えているものだそう。

ふつうのエスピリテンシスはリボニアーナとおなじような葉で斑が入らないだけですが、この種類は葉が広いのが特徴です。
リボニアーナすらまともに咲かないほど適当な栽培なのに、なぜかこの種類は毎年かならず花を咲かせてくれます。
でも、分球しない、実をつけない。
070201
 

ラグナリア・パターソニイ Lagunaria patersonii が咲きました。
最近はラグナリア・パターソニア 
Lagunaria patersonia になったらしい。
オーストラリア連邦原産のアオイ科植物。

タネから蒔いて庭に植えたら、いつの間にか2階から見上げるほどに大きくなってしまった。
すこし遅れて花が咲くハマボウの黄色い花と似ています。

この植物の果実にはとても細い針のような繊維があるので触ると後悔します。
皮膚に刺さってチクチクするので1本ずつピンセットで抜くしかありません。
ですから、花が咲き終わったら枝を切ってできる限り果実ができるのを阻止します。
ただし、果実が地面に落ちてくる頃には繊維が劣化して消滅します。
木についている果実は絶対に触ってはいけません。
24061905