高野山恵光院の朝です

7時から本堂で、朝の勤行が始まります

昨日の阿字観（瞑想）と違って、外国人と日本人が分けられることなく本堂に集まります（自由参加）

一同ずらっと横並びしてます

私はちょうど正面でした

ガタイの大きい欧米の人は、椅子に座ってます

写真、動画もＯＫなので、外国からのお客さんはスタンドにスマホを置き、動画を撮影してました

こうやってYouTubeで世界中に配信され海外から人が集まるんですね

正面に２人、左右に１人ずつのお坊さんがお経をあげます

4人のそれぞれ違う声のトーンが素晴らしい輪唱を創り出しています

ここでお経をあげるお坊さんは年配で高僧と思われますが、1人若いお坊さんがいらっしゃいます。この方、ネイティブのような発音で英語を話すんですよ

終盤に差し掛かると、１人ずつお焼香をします

英語担当のお坊さんがやり方を説明してくださいます

アジア圏の人は、頭を床に付け両手を前に伸ばすお祈りをしていました

いろいろな宗派の人がいます

少数派日本人の夫

お焼香の次は、本堂の奥を一回り

御本尊様にご挨拶です

本堂の四隅は、天井の高いところまでびっしり位牌が置かれています

恵光院はコロナ禍で外国人宿泊客が来なくなり、一時期収益が減ったそうですが、

墓仕舞いなどで永代供養の数が増え、盛り返してきたそうですよ。

朝の勤行の後は護摩焚き供養の時間です

場所はこちら　本堂とはつながってません

広くはない堂内はぎっしり人で埋まりました。

またしてもこんな間近な場所😲

炎の向こうには、先程の英語ベラベラお坊さんが太鼓をたたいていますが、

これがまたうまい（なんて言ったら失礼ですが）

太鼓に聴き惚れてしまいました

護摩焚きは成田山で１度見たことがありますが、こんな至近距離は、初めてなので

いろいろな仏具を使って忙しく手を動かすお坊さんの動作を興味深く拝見しました

部屋に戻ると、布団がかたされ

食前の用意が　

お味噌汁はちゃんとあとから温かいのが運ばれてくるという気配り

これは欧米の人には物足りないかも😁

でも、ホテルのビュッフェ（取りすぎてしまうので）よりぜったい健康的だな

御朱印

チェックアウトの際にステッカーもいただきました

どこに貼ろう😁

宿坊って

お寺なの？旅館なの？修行厳しいの？

なんてドキドキでしたが、

丁寧な接客、清潔な坊内、お勤めも自由参加で、

ホント、行ってよかった、体験して良かったです🙆

高野山には宿坊が50以上あるし、宿泊客以外でも阿字観や護摩焚きに参加できるお寺もあります

高野山はまさしくお寺の町で、歩いていて写真に撮りたいお寺がたくさんあるんですが、寒くて手袋を外してスマホを操作することができませんでした

予約なしでも高野山宿坊協会で当日の宿坊を探してくれるそうですよ

この次は、奥之院を散策します

恵光院 朝の勤行