わたしは動物が苦手です。
小さいころ、近所の友達の家にいた、
当時の私と同じくらいの大きさの、ゴールデンレトリバーに壁ドンされました。
心臓が止まるかと思うくらい、ドキッとさせられました。
それがトラウマで、私は動物に近づくのが怖くなりました。
「ペットは家族」という友だちの言うことを、
どうしても理解することはできませんでした。
ある日、街を歩いていると、
ペットショップがありました。
檻に入れられた犬や猫たちは、
一匹ずつ値段がつけられ、
愛くるしい表情で私を見つめてきました。
そこでふと思ったのです。
そうか、ペットは値段がつけられているんだと。
友だちは、「家族」をお金で買っていたのだと。
そこでなにか違和感を感じました。
あれ、
人間はお金で買ってはいけないのに、
なぜ人間以外の動物は、それが許されているのかと。
そこでもっともっといろいろなことを考えました。
私たち人間は、
他の動物の肉を食べます。
いろんな動物を殺し、食べるのです。
そこに申し訳ない、罪の意識はありません。
むしろ、おいしいという感情で幸せさえ感じます。
なのに、動物虐待は悪とされます。
この矛盾は何だろうと思いました。
動物は殺してはいけない、
でも食べることは許されている。
さらにお金での取引が許されている。
どう考えてもおかしいのに、
人間の都合のいいように善と悪が決められてます。
動物を食べるために殺すことと、
動物を痛めつけることの違いは何なんでしょう。
共存しあいましょうと、動物は大事にしましょうといいながら、
ヒトとイキモノという、枠組みを勝手に作って、
勝手に決まりを作って植物や動物を破滅に追いやっているのは人間です。
そんなのおかしい。
とはいえ、私はお肉が大好きです。
生き物は食物連鎖という仕組みがありますから、
動物が獲物を狙うのが許されているように、
我々人間にも、動物を殺して食べることが許されています。
だったら、私はいっそのこと、
人間が殺されて食べられても、お金で売買されても、
動物が虐待されても、罪にしちゃいけないと思うんです。
そうやって、“ヒト”と“イキモノ”を同じ立ち位置にしなければ、
共存しあうなんてできません。
人間は、この地球で一番偉い存在だと思っているから、
この矛盾に気づかずに、
どんどん人間中心主義になってしまうんです。
冒頭で述べたように、
私は動物が苦手です。
小さな子どもも、何を考えているかわからなくて苦手です。
人間にも苦手なジャンルの人がいるように、
同じように、動物が苦手なだけです。
そうやって同じように考えることが、
本当に共存しあうってことだと思うんです。
人間を殺しても、お金で買ってもいいなんて言うと、
とんでもない奴だと思われるかもしれませんが、
もちろん、だからと言って殺人を犯そうとしているわけではなく、
あくまでも考え方の問題です。
逆に、反論する人には、
動物を殺して食べてもいいのに、
人間は殺して食べてはいけない理由を教えてほしいくらいです。
そんなことをすごく馬鹿みたいに考えてしまい、
眠れない夜がある私です。
この答えは、正解は何なのかわからないけれど、
いつかこの矛盾に気づいてくれる人がいることを願います。
あまりまとまりがなくてすみません。
あなたに眠れないよい夜を。 すんぴーより