私達の生活の中には、何かしら音があり
生きている限り (聴力を失わない限り)
全くの『無音』が訪れることは、たぶん無くて
良かれ悪しかれ、音と共存している
頭痛を引き起こすほどの騒音やイラッとする物音
かと思えば、
何万円もの大金を払って聴きに行く演奏会
例えば、同じ歌を歌うにも、
同じ言葉を発するにも、
囁くように、甘く、優しく …
震えるほどの怒りや、絶叫 …
静かでも力のある声 …
何もかも包み込む暖かさ …
表現する側と、受け取る側と、色んな条件が相まって
何百、何千通りもの音が生まれる
奏者の技術が洗練されていて、非の打ちどころのないコンチェルトでも
音を生み出す者の気持ちが込められていなければ、
何も伝わらない … 届かない
言葉でも、音楽でも、
心が震える瞬間には、伝える側と受取る側の間の空気が
音叉のように共鳴しなくてはならない
そうして、ビーン!と振動した空間は波紋のように拡がり
感動の渦が巻き起こる …
上野星矢さん
この人の音楽を聴くといつも、
目頭に熱いものがジワッと溜まる
確かに上手い。物凄く巧いけど、それだけではない何か …
歳もまだ若いのに、経験からくる人生の重み、という訳でもないだろうし …
ここ2年ほど考え続けているけれど、
私のような凡人には 全く解らない
きっと、何も考えずに聴き入っている時間にだけ
彼が発する「何か」と
私の受取りたい「何か」が
ピタッと融合して、ビーン! → ジワッ、ってなるんだろう
それでもやっぱり、共鳴できた後の余韻と心地よさは
ハンパない
ちょっとマンガみたいなセリフだけれど
『目に映る全てのものが深く、愛おしく見えてくる』
ような… 笑
11月4日、京都
今年も大きな感動を受け取った
11月12日 の東京も
満員の来場者と共に
『本当に生きててよかったです。皆様とあの瞬間を共有できた事、
本当に感謝しています!(本人ツイート抜粋)』
11月16日 札幌、最終公演
感動を得る手段は、人それぞれですが
良かったらあの音楽の世界に浸りに行ってみてください!!

