参院選の最中に、また大事件が起きました。

ダッカ襲撃事件で犠牲になられた方々に、心から哀悼の意を捧げます。

私はこの事件のニュースを読みながら、海外で活躍する人たちを守ることが出来なかったのかと、悔しい思いに駆られました。

そして、被害者や家族の心痛を思うと気持ちが沈みがちになり、事件の真相を調べるためネットでニュースを探しています。
いつも見ている青山さんの演説は「大山ハッピーロード」の分だけ、ツィキャスしてくださったのを見ただけです。
今日の青山さんは、かなりお疲れのようでした。連日の遊説のためだけではなく、ダッカ事件のことで心を痛めておられるのだと思います。

事件のあったレストランは外国公館もある高級住宅街にあり、治安の良い場所でした。
世界各国でテロが頻発している現在、安全な場所というのは無いと思いました。
以前、青山さんがテロに遭遇した場合、どのようにすれば良いか話していました。
その動画が投稿されていたので、貼りました。

【ラジオ 青山繁晴】日本に迫る危機、テロから身を守るためには①(来週に続く)【インサイト2015/12/16回】


【ラジオ 青山繁晴】日本に迫る危機、テロから身を守るためには②【インサイト2015/12/23回】



それとCNNニュースに、事件当時の様子がわかるものがありました。

バングラデシュ・ダッカ(CNN) バングラデシュの首都ダッカでレストランが襲撃され人質20人と警官2人が死亡したテロ事件で、ハシナ首相は全土で3日から2日間の服喪を宣言した。
この事件では過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」が犯行声明を出している。しかしバングラデシュ当局は、実行犯は国内の武装勢力だったとの見方を示し、「ジャマトゥル・ムジャヒディン・バングラデシュ」(JMB)と呼ばれる組織が関与したと見ていることを明らかにした。
事件はラマダン(断食月)中の1日から2日にかけ、各国の大使館が並ぶ地域のレストランで発生。銃や爆弾を持った集団が1日夕に同店を襲撃し、店内にいた約30人を人質に取った。2日未明に治安部隊が突入し、11時間にわたった立てこもりを終息させたが、店内から人質20人が遺体で見つかった。
当局の発表によると、死亡したのはイタリア人、日本人、インド人、バングラデシュ人、米国人だった。
実行犯は6人が死亡、1人が拘束された。全員がバングラデシュ国籍を持ち、5人は警察が過去に逮捕を試みていた。生き残った1人は3日の時点で入院中で、治安部隊の突入で負ったけがのため、まだ取り調べはできていないという。
店内にいた一部の客や従業員は脱出して無事だった。従業員の男性は、銃を持った男6~8人が店に入って来たのを見て逃げたと証言。地元テレビの取材に対し、「客は全員が椅子やテーブルの下に伏せていた。私たち(従業員)はできる限り安全な逃げ道を探し、屋上や安全な場所に避難した」と語った。
間もなく襲撃犯が爆弾を投げ始めたため、この男性らは屋上から飛び降りたという。
http://www.cnn.co.jp/world/35085279.html


「客は全員が椅子やテーブルの下に伏せていた」とありますが、従業員のように逃げれば何人かは助かったのではないかと悔やまれてなりません。

テロ犯の犯行の動機や背景は諸説でています。今後の捜査が進めば、真相が解明されるだろうと思います。

「まさか、こんなことが起きるとは思わなかった」「許しがたいテロだ、強い憤りを覚える」と後で言っても失った命は戻りません。

危機管理の専門家である青山さんが安倍政権にいることで、日本人がテロの被害者になることを緩和できると期待しています。