盛りを過ぎた躑躅。

数年前、金沢の兼六園で撮影👀📷✨。

暑い１日でした。自宅近くの公園の植え込みは殆ど躑躅で、赤や白の花が艶やかに今が盛りとばかりに咲き誇っています。

躑躅の華やかさに負けず劣らず公園や、街角、住宅街では、日頃の丹精の成果があちらこちらで見てとれます。

赤や黄色、白に紫、まるで色とりどりの花々の妖精達が『見て！見て！どう？私綺麗でしょ？』なんて語りかけてくるようでただ街中を歩くだけでニコニコ笑顔になれそうです。

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北海道の東側。知床半島で２４人の観光客を

乗せた遊覧船カズワンが座礁したことにより沈没した。海上保安庁に１４時の救難要請の連絡以降途絶え、乗員２名と観光客併せて２６人もの人々の行方が分からなくなってしまった。

海上保安庁が暗くなるまで探したが見つからず、海上保安庁は、人命救助には時間が切迫しており、行方不明者の捜索の為に海上自衛隊に災害派遣要請を行った。

知床半島付近の海は波が３メートル、風速13メートルから18メートルとかなり波は荒く、地元の漁師も出港を諦める程の海の状態だという話だ。

しかも、海水温が摂氏５℃から０℃という冷たさで、３０分も冷たい温度の海水に浸かれば意識不明の重体になってもおかしくはないという極限状態におかれている。

今回の遊覧船を出した会社はいろいろな問題を抱える会社だとマスコミの取材によって徐々に詳かになっていく。

■４年前、会社社長が突然交代し、古参の従業員全てを解雇し、直近に入社していた今回問題の船長だけが残り、ベテランでプロの船乗りはいなかった。

■既に今年に入り２度の事故を起こしており、漂流物との衝突、座礁事故、船の船首には亀裂のようなものが見つかっていたようだ。

■事故を起こした遊覧船の船長は、事故当日同業他社の船乗りから、海上の状況が悪いので、出港を見合わせるように警告を受けていたらしい。しかし、警告を無視して無理矢理出港したという。

■事故を起こした遊覧船の会社の社長は、常日頃から金がない、金がない、とこぼしていた。だからか、遊覧船カズワンの修理もされていなかったのではという声も出ている。

2016年に会社の経営権が今の社長に引き継がれ、ベテランの遊覧船の船乗りで古参の従業員を今回事故に遭った船長以外は解雇し、安全管理が出来なくなっていたのでは？という声もある。いつか事故を起こしても不思議ではなかったという。

■先述した内容と繰り返しになるが、ベテラン漁師でも、波の高さ２メートルの波浪注意報が出ていたら港に引き返す。

知床半島は、オホーツク海と太平洋がぶつかる海流の流れが速く、波の荒い外洋であり、海の怖さを知らない素人でない限りは波の高さ３メートルの警報が出ていたらまず港から出ていかない。

■遊覧船の会社を経営する専門家によると、波が３メートルの高さになるとまず港から出ない。遊覧船カズワンと同じ程度の遊覧船を持つ専門家は、波の高さが、1.5メートルを超えたら出航しないと決めている。波が高く荒れたら船酔いが激しく遊覧船をお客さんが楽しむことは出来ず、危険だからだ。

これは、この話の専門家が言っていたことだが、今回事故に遭った遊覧船カズワンの船体は、基本的には、内海、港湾等の比較的凪いだ波が静かな場所に浮かばせるような船であり、外洋とほぼ言える知床半島遊覧にはタイトつまりは、不向きだと話していた。船底が割れたら一気に浸水し、区画毎に浸水ブロックできる形状の船ではないから、浸水したら一気に沈むし、エンジンも海水を被って動かなくなる。波が３メートルもある荒海でエンジンが死んだらにっちもさっちもいかなくなる。あとは、ご存知の通りだ。

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事故から三日目。今日まで、遊覧船カズワンの行方不明だった乗客乗員のうち子供を含む１１名のご遺体が発見された。

未だに、沈没したと思われる遊覧船カズワンの船体は発見されていない。

海流が速いせいか、3歳の女の子のご遺体は、知床半島の名勝カシュニの滝からなんと27.6キロメートルも離れた場所で見つかった。

(知床半島の突端からおよそ15.4キロメートル先)

そこは、今なにかと因縁あるロシアに実質支配を受けている北方領土国後島の目と鼻の先であった。

外務省を通じて、遭難者発見時の連絡をどうするのかという申し合わせの条約があるそうなのでそれに従い発見時は連絡してもらえるらしい。

とはいえ、国後島付近まで捜索船を出すことは無用な刺激を与えかねず、別な意味でも緊迫した状態に陥ったともいえる。

正直、自国の領土を踏みにじられたままで、ぶん盗ったやつらに対して気を使わないといけないという状態に馬鹿馬鹿しさが募る。

ともあれ、拝金主義者の知床遊覧船会社の社長は、安全管理を怠った。だから、五社ある地元の遊覧船会社で抜け駆けして他社より一週間早い遊覧船運航を行い、今年最初の運航でこのような多数の犠牲者を出すことになった。

楽しい旅行のヒトコマが、このような悲劇を生むことになってしまったことは、ただただお気の毒で言葉もない。

くりごとになるが、なぜ船長は、海の様子を見て出航を取り止めなかったのか？

これは、天災ではなく明らかに人災である。全ては、遊覧船の会社社長と船長の人命軽視拝金主義が招いたものではないか？

今後司法の場所で祥かに明かされることでしょう。

心より、受難者とご遺族にお見舞いとご冥福をお祈り申し上げます。

合掌

なんだかんだ