自粛してますか?


 この質問に依然明瞭な答えを用意できない。自粛が叫ばれる様になって久しいが、明確な基準のない個人の配慮を求めるだけの現状では相対的にしかその答えを見出せないのではないか。

 この相対性のベクトルも人によって異なり、対外的に周囲や社会と比較して自分の自粛の水準がどの程度かを測る場合と自粛をしていない状態の自分が取るであろう行動と今取っている行動を比較してそれを評価する場合が考えられる。


 このどちらも私の溜飲を下げることはできない。自粛は自分でするものであるに関わらず、その判断基準が主観的なものでしかなく絶対的でない。

 周囲との比較では対象の選択により結果が大きく異なる。自身の取ったであろう行動との比較は、社会の変容や環境の変化の対応でそもそもの前提条件が大きく変わっているため過去との比較は意味を持たず、想像との比較はあまりにも抽象的である。



 無理矢理にも結論付けるのであれば、社会が変容したことにより私が意識的に何をするでもなく感染症を対策し得る環境が構成されつつある。これにより受動的ではあるが自粛の目指すところの達成に寄与していると言える。"自"粛ではないが、まぁそれでもいいのではないだろうか。よもや自粛の必要はない。自粛は明けた。


 ということで通学の傍、再び開放されたジムを利用した。