生きるということ「緩和ケア医療を携わる医師として」

生きるということ「緩和ケア医療を携わる医師として」

緩和ケア病棟勤務・在宅往診している緩和ケア医です。日々思うことを書いていきます。緩和に興味のある方、実際に悩んでいる方からの質問にもお答えします。

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さて、、、皆さんは医師会というとどういうイメージがあるでしょう?

私のイメージは選挙、自民党、めんどくさい…などあまりポジティブなイメージがなかったのも事実です。

 

なんか色々と囲っていそう。

入るだけでものすごいお金かかるんだろうな。

色々な雑用もふられるんだろうな。

 

よって入会しない!!といえば楽なのですが、私にはそうもいかない理由が。。。

 

単純に入会しないと紹介をもらいにくい…これによります。

 

私の行う癌末期の訪問診療専門のクリニックは自分で患者さんを探したり、CMして患者さんにきてもらうというのはかなり困難です。

 

大きな病院(例えば大学病院など)から紹介をしてもらうためには医師会に所属していることが必須とはいわないまでも、それなりに必要な条件になります。

 

これは責めることができる状況ではなく、大きな病院もいきなりの受診はなるべくうけない(という厚生労働省の方針)状況にあるので医師会とは懇意にする必要があります。

 

そうなると逆に地域の患者さんを紹介するときにはなるべくその地域で医師会に所属している病院へという気持ちになるのは別に医療界だけではないでしょう。

 

よって私は地域の医師会に入会することにしました。

ちなみにメリットもあります。

医師国保ですね。

 

地域から日本までの医師会すべてに加入してかかる年会費が30万以上かかるものの健康保険のメリットを考えると決して悪いことはないです。

 

ちなみに入会費ですがこれはさすがに書くと私がだれか特定できるのでその他の地域のものも交えて60-120万程度と考えていいのではないでしょうか。それとは別に年会費がかかります。

高い……ですが必要経費とこれは割り切るしかないですね。

ちなみに歯科医師会は最近入会費などほぼ0のところもあるようで、医師会も以前よりはかなり安くなってきています。

今後さらに安くなっていくのかなー