想像力は、楽しいことを考えるためだけにつかえばいいのよ。


馬鹿じゃない?



彼女の声が、雲間から差す光とともによみがえる。


そんな彼女ももちろん翻弄されているひとりなわけで


でも優劣だとか無欠性だとかを


大切だとしてしまうような中に私は居たいわけじゃないんだから



そう、彼女の笑顔を思い出してともに微笑めれば


それだけでいいんだ。


ただそれだけでいい。