金曜日の夜−僕から彼女へ−
金曜日の仕事が終わった僕は、急いで彼女のマンションに車を走らせた。
今年の春から念願の一人暮らしを始めた彼女。
「自立できるようにがんばる」
と、彼女は言っていた。
でも、内心一番喜んでいたのはきっと僕の方だろう。
車をとばしてるのが、その証拠に違いない。
彼女のマンションは20階建ての洒落たグレーの建物で、部屋は12階。
部屋番号を確認しなくてもすぐわかるのは、なんとなく嬉しかったりした。
―ピンポーン―
「おかえり。今週もおつかれさま」
いつもの柔らかい笑顔で彼女が迎えてくれる。
この瞬間、僕はいつも彼女を抱きしめてしまいたくなる。
まぁ、結局いつも出来ず仕舞いなんだけど。
シャワーを浴びたあとに彼女の料理を食べるのは金曜日の楽しみのひとつ。
来る度にうまくなってる気がするんだけど、たまにコロッケがパンクしてるなんて失敗があったりして。
そんなとき、彼女はへこんでるけど、それが僕には可愛かったりして。
彼女が一人暮らしを始めてまだ数週間しか経っていないというのに、いつのまにかこの部屋には僕のものもたくさん溢れかえっている。
「ちゃんと終わないとなくすよー?あたし知らないよ?」
彼女はそう言いながら、いつも片づけてくれている。
とても自然な流れで、彼女の部屋は僕の第2の家になっていた。
いや、第2の家と言うよりは、僕の帰るべき場所と言う方が正解かもしれない。
そんなこと彼女に言ったら、なんていわれるか…わからないけど。
笑うかな。
驚くかな。
嫌がるかな…
笑って、くれるといいな。
眠ろうとしてベッドに入ると、彼女はいつも僕の方に身体を向けて、僕の服を掴む。
なんとなく、訳を聞いてみた。
すると彼女はこう答えた。
「一緒にいるってことをね、眠ってるあいだも感じていたいの。起きたとき、離れていないように、ずっとずっと一緒にいたいから。」
‥なんか苦しくなった。
嬉しくて胸がいっぱいになるとは、このことを云うのだろうか。
かたちのないもので、こんなに幸せになれるのだろうか。
僕は、ただただ彼女を抱きしめた。
愛しいという感情は、きっとこのことを云うのだろう。
愛するという気持ちは、きっとこのことを云うのだろう。
綺麗事を並べるのが大嫌いな僕だけど、今だけは言わせてほしい。
これは誓って嘘なんかじゃない。
「‥愛してる」
彼女は笑った。
そして頷いて僕の頬にキスをした。
「幸せって、きっとこのことを云うんだね」
彼女が小さく僕の腕の中で呟いた。
どうか、僕が少し泣いてしまったのを彼女は見ていませんように。
今、この瞬間が記憶になってしまっても、想い出の中で色褪せませんように。
いつのまにか小さな寝息をたてながら彼女は眠っていた。
彼女の寝顔を見ながらさらさらの髪に指を通して僕はそっとキスをした。
どうか明日も明後日も、彼女が僕のとなりにいてくれますように。
叶うなら、想い出を作っても作っても足りない二人になれますように。
いつか、この部屋に二人で一つの表札を飾れる日が早くきますように。
幸せだろうな。
仕事疲れて帰ってきたら彼女が
「おかえり、おつかれさま」
って言ってくれる。
僕は彼女を抱きしめて
「ただいま」
と言う。
それだけのことを考えただけでも幸せになれると何の根拠も無く素直に思える。
部屋の窓から見えた三日月に僕の願いをのせた。
彼女の願いは僕がきっと叶えてあげるから。
ずっとずっと、叶えるから。
今年の春から念願の一人暮らしを始めた彼女。
「自立できるようにがんばる」
と、彼女は言っていた。
でも、内心一番喜んでいたのはきっと僕の方だろう。
車をとばしてるのが、その証拠に違いない。
彼女のマンションは20階建ての洒落たグレーの建物で、部屋は12階。
部屋番号を確認しなくてもすぐわかるのは、なんとなく嬉しかったりした。
―ピンポーン―
「おかえり。今週もおつかれさま」
いつもの柔らかい笑顔で彼女が迎えてくれる。
この瞬間、僕はいつも彼女を抱きしめてしまいたくなる。
まぁ、結局いつも出来ず仕舞いなんだけど。
シャワーを浴びたあとに彼女の料理を食べるのは金曜日の楽しみのひとつ。
来る度にうまくなってる気がするんだけど、たまにコロッケがパンクしてるなんて失敗があったりして。
そんなとき、彼女はへこんでるけど、それが僕には可愛かったりして。
彼女が一人暮らしを始めてまだ数週間しか経っていないというのに、いつのまにかこの部屋には僕のものもたくさん溢れかえっている。
「ちゃんと終わないとなくすよー?あたし知らないよ?」
彼女はそう言いながら、いつも片づけてくれている。
とても自然な流れで、彼女の部屋は僕の第2の家になっていた。
いや、第2の家と言うよりは、僕の帰るべき場所と言う方が正解かもしれない。
そんなこと彼女に言ったら、なんていわれるか…わからないけど。
笑うかな。
驚くかな。
嫌がるかな…
笑って、くれるといいな。
眠ろうとしてベッドに入ると、彼女はいつも僕の方に身体を向けて、僕の服を掴む。
なんとなく、訳を聞いてみた。
すると彼女はこう答えた。
「一緒にいるってことをね、眠ってるあいだも感じていたいの。起きたとき、離れていないように、ずっとずっと一緒にいたいから。」
‥なんか苦しくなった。
嬉しくて胸がいっぱいになるとは、このことを云うのだろうか。
かたちのないもので、こんなに幸せになれるのだろうか。
僕は、ただただ彼女を抱きしめた。
愛しいという感情は、きっとこのことを云うのだろう。
愛するという気持ちは、きっとこのことを云うのだろう。
綺麗事を並べるのが大嫌いな僕だけど、今だけは言わせてほしい。
これは誓って嘘なんかじゃない。
「‥愛してる」
彼女は笑った。
そして頷いて僕の頬にキスをした。
「幸せって、きっとこのことを云うんだね」
彼女が小さく僕の腕の中で呟いた。
どうか、僕が少し泣いてしまったのを彼女は見ていませんように。
今、この瞬間が記憶になってしまっても、想い出の中で色褪せませんように。
いつのまにか小さな寝息をたてながら彼女は眠っていた。
彼女の寝顔を見ながらさらさらの髪に指を通して僕はそっとキスをした。
どうか明日も明後日も、彼女が僕のとなりにいてくれますように。
叶うなら、想い出を作っても作っても足りない二人になれますように。
いつか、この部屋に二人で一つの表札を飾れる日が早くきますように。
幸せだろうな。
仕事疲れて帰ってきたら彼女が
「おかえり、おつかれさま」
って言ってくれる。
僕は彼女を抱きしめて
「ただいま」
と言う。
それだけのことを考えただけでも幸せになれると何の根拠も無く素直に思える。
部屋の窓から見えた三日月に僕の願いをのせた。
彼女の願いは僕がきっと叶えてあげるから。
ずっとずっと、叶えるから。
さよならバイバイ
さよならバイバイ
これでいいんだよね?
あなたと出逢えたことから、わたしの幸せは始まった
嬉しいこと
悲しいこと
楽しいこと
ツラいこと
苦しいこと
愛しいこと
淋しいこと
切ないこと
愛すること
すべてがしあわせだった
しあわせのかたちを初めて知った
さよならバイバイ
これは悲しい別れじゃないよね?
あなたをすきになって
あなたに好かれて
あなたを愛して
あなたに愛された
想いあうことの大切さを実感した
心配することのツラさを知った
さよならバイバイ
ふたり、もう逢えないわけではないよね?
時間は過ぎても、気持ちは風化しないよ
季節が変わっても、あなたを忘れることはないよ
ふたりで感じたことも
ふたりで覚えたことも
消えていかない
残るんじゃなくて
記憶になるんじゃなくて
ふたりの中にいつもあるから
さよならバイバイ
誰よりすきだよ
誰より愛しいよ
いまも
いまも
さよならバイバイ
これは悲しい別れじゃないよね?
ふたり、もう逢えないわけではないよね?
これでいいんだよね?
さよならバイバイ
淋しい別れじゃないよね
すきだよ
すきだよ
どんなに時が過ぎたって
しあわせだよ
いまも
いまも。
これでいいんだよね?
あなたと出逢えたことから、わたしの幸せは始まった
嬉しいこと
悲しいこと
楽しいこと
ツラいこと
苦しいこと
愛しいこと
淋しいこと
切ないこと
愛すること
すべてがしあわせだった
しあわせのかたちを初めて知った
さよならバイバイ
これは悲しい別れじゃないよね?
あなたをすきになって
あなたに好かれて
あなたを愛して
あなたに愛された
想いあうことの大切さを実感した
心配することのツラさを知った
さよならバイバイ
ふたり、もう逢えないわけではないよね?
時間は過ぎても、気持ちは風化しないよ
季節が変わっても、あなたを忘れることはないよ
ふたりで感じたことも
ふたりで覚えたことも
消えていかない
残るんじゃなくて
記憶になるんじゃなくて
ふたりの中にいつもあるから
さよならバイバイ
誰よりすきだよ
誰より愛しいよ
いまも
いまも
さよならバイバイ
これは悲しい別れじゃないよね?
ふたり、もう逢えないわけではないよね?
これでいいんだよね?
さよならバイバイ
淋しい別れじゃないよね
すきだよ
すきだよ
どんなに時が過ぎたって
しあわせだよ
いまも
いまも。
あたしとアナタとふたりで
あたしが見てるスベテを見てなんて言わないよ
あたしはアナタが見てるスベテを見たいよ
これはいつか叶って欲しいお願い
アナタのすきなもの、スベテをすきになるのは無理かもしれない
うん、絶対無理、ごめんね
でも、そんなアナタをきっともっとすきになる
うん、これ絶対、嘘じゃないよ
アナタとあたしは違うヒト
あたしはアナタが生まれた2ヶ月あとに生まれたの
だからね、アナタがいない世界をあたしは知らないの
そんなこと言うとアナタは「たったの2ヶ月だよ」って笑って言うけど、その2ヶ月をこんなに永く感じるあたしは変かなぁ?
アナタより遅く生まれてきたあたしだけど、この世にサヨナラするのはアナタよりも先がいいの
アナタには元気なあたしで「またね」って言わせてほしいの
あたしの最期のときはアナタに絶対見て欲しくないよ
あたしが「またね」って言ったらアナタも「またな」って言ってほしいの
次に逢うのは違う世界で白い花が咲いてる場所で
アナタがこの世にサヨナラするときをあたしは白い花の中で待ってる
でも、そんなに急がなくていいからね
この世の2ヶ月に比べたら違う世界の1日は10年くらいの時間だと思うの
うん、きっと。
これからはね、どっちかの見てるもの、じゃなくて
二人に広がるものを一緒に見て生きたいね
どっちかのすきなもの、じゃなくて
ふたりのすきなものを探してもっとふたりをすきになって生きたいね
うん、きっとすきになるよ
嘘じゃないよ
絶対なの
大好きじゃたりないくらいすきになるってね。
あたしはアナタが見てるスベテを見たいよ
これはいつか叶って欲しいお願い
アナタのすきなもの、スベテをすきになるのは無理かもしれない
うん、絶対無理、ごめんね
でも、そんなアナタをきっともっとすきになる
うん、これ絶対、嘘じゃないよ
アナタとあたしは違うヒト
あたしはアナタが生まれた2ヶ月あとに生まれたの
だからね、アナタがいない世界をあたしは知らないの
そんなこと言うとアナタは「たったの2ヶ月だよ」って笑って言うけど、その2ヶ月をこんなに永く感じるあたしは変かなぁ?
アナタより遅く生まれてきたあたしだけど、この世にサヨナラするのはアナタよりも先がいいの
アナタには元気なあたしで「またね」って言わせてほしいの
あたしの最期のときはアナタに絶対見て欲しくないよ
あたしが「またね」って言ったらアナタも「またな」って言ってほしいの
次に逢うのは違う世界で白い花が咲いてる場所で
アナタがこの世にサヨナラするときをあたしは白い花の中で待ってる
でも、そんなに急がなくていいからね
この世の2ヶ月に比べたら違う世界の1日は10年くらいの時間だと思うの
うん、きっと。
これからはね、どっちかの見てるもの、じゃなくて
二人に広がるものを一緒に見て生きたいね
どっちかのすきなもの、じゃなくて
ふたりのすきなものを探してもっとふたりをすきになって生きたいね
うん、きっとすきになるよ
嘘じゃないよ
絶対なの
大好きじゃたりないくらいすきになるってね。