- 広告の迷走―企業価値を高める広告クリエイティブを求めて/宣伝会議
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メディア掲載レビューほか
1960年に日本デザインセンターの創立に参加し、現在同社の最高顧問を務める著者は、約40年間にわたり、第一線の広告クリエイターとして、コピーライティングや企業のCIディレクションを手がけてきた。日本の広告の移り変わりを目撃してきた著者にとって、現在の広告はある意味で危機的な状況にあるようだ。日本の広告費の60パーセント以上は無駄に使われており、広告が「から回り」していると警告する。日本の戦後の広告は、幼児時代の体型のまま大人になってしまったとも言う。当初期待されていた成長を遂げていないのである。その大きな要因の1つとして挙げられるのが、広告主や広告の専門家の間に「ブランド」を構築し守ろうという意識が欠如していたことだ。目先の商品を売ることばかりに気をとられ、企業や商品の思想を伝えて来なかった。さらに著者はブランドと並ぶ企業の経営資源にも言及する。ブランドが守りの武器だとすれば、攻めの武器となる資源も持つべきだと訴える。その大きな力がデザインだ。日本の企業はもっと本気で「知的資本」としてのデザインの力を考えるべきだと唱える。企業はブランドとデザイン力を広告でどう伝えていくかをあらためて見直す必要がある。
(日経デザイン 2001/12/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
-- 日経BP企画
内容(「MARC」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大阪府生まれ。早稲田大学文学部仏文科卒業。株式会社電通を経て、1960年日本デザインセンター創立に参加。コピーライターとして、アサヒビール、野村証券、トヨタ自動車など各社の広告づくりを担当。また、国鉄民営化に伴うJRマーク、新しいトヨタマークのデザインなど、CIディレクションも手がける。現在、日本デザインセンター最高顧問。東京コピーライターズクラブ会員、東京アートディレクターズクラブ会員、日本広告学会監事、朝日広告賞審査員、毎日広告デザイン賞評議員、日経広告賞審査委員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)










