2020年を振り返り BLOGにも残しておきたい出来事を少しづつUPしていきたいと思います
昨年コロナ禍で始まった
「装いカラーコーデ」ムーブメント。
*装いカラーコーデ とは? ↓
同期の着物スタイリストに声をかけて頂き、
私も「色のパワーやファッションを楽しむ心をお届けしたい。」と このムーブメントに参加しました。
1週間ごとにテーマカラーが変わり
合計8週間にわたり自身のコーディネートを
インスタにアップ
スタートしたのは4月末で、
専門学校の仕事以外は家で過ごしていた時期でした。だからこそ毎日投稿を目標にしてコーディネートをUP
多くの方が見て下さって 感想も頂くようになり
SNSでも繋がることが出来て嬉しかったな~。
あと、同じ色を1週間着続けることは皆無だったので(おうち時間が長かったから出来たこと!)
色の心理効果を体感するのにもすごく貴重な機会になりました。
第1週目のテーマカラーは 緑 。
7パターンあるコーディネートの中から2つ抜粋して今回・次回の記事にアップします♪
GWの装いですからね、季節感が違う。。今見るとさむ~い。
パンツ、スカーフにも緑が入っています。
コーディネートのポイントは、
羽織りにアレンジした スカーフ使い。
とっても簡単なアレンジで、
スカーフを背中にあてて上下の端を固結びすれば
はい出来上がり!
カーディガン代わりにもなるので、
夏場の冷房対策や冬の重ね着 などにいいですね。
お気に入りの柄スカーフをお持ちの方に
おすすめのアレンジ法です。
↓後ろ姿はこんな感じ。
絵柄がしっかりと出ますね。自分では見えないけど。
ひゃーインパクトがあり!
ネイティブアメリカンの面差しに目が釘付けになる~
ここで思い出話を。
このスカーフを身に着けて
2017年 博多で開催された「エルメスのてしごと」展に行った時の写真です↓
行かれた方、いらっしゃいますか?
エルメスの職人さんの熟練技を間近に見れた
本当に素晴らしい展示会でした!
シルクスクリーンプリントの実演をされていた職人さんと一緒に写真を撮って頂きました
↑解説役のカメル氏とパチリ
この時 めっちゃ感動したのが、
私の首元のスカーフを見て
実演解説中のカメル氏が
「そのスカーフ(カレ)は
<アパッチ族の宇宙論>ですね。
愛用して下さってありがとうございます。
大変色数の多いカレで、47色使っているんですよ。(平均の色数は25~30色)
もう販売されていないカレなので、是非大切にしてくださいね。」
と声をかけて下さったんです。
何がすごいって
その時は 職人さんと写っている時のスカーフアレンジをしていたので、絵柄なんてほぼ見えないのに名前を言い当てられて
このカレの制作エピソードをお話頂けたこと。
身につけて行って正解だった~。愛用品としての思い入れがさらに強くなりました♪
おばあちゃんになっても使い続けるわ
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必死にメモした(笑)
エルメスのカレについて少し。
・1枚のカレ(スカーフ)にまゆ300個を使う
・距離にして450㎞
・まゆはブラジルから輸入
・最高グレード6Aのシルク
・6ヵ月かけてスカーフのデザイン
・フリーランスのデザイナーは各国に40名
・デザインにはその国々のモチーフが活かされている
・製版デザイナーがエッジングし、6ヵ月かけて製版
・染料は独自のラボで作る
・染料の色 7,500種
・1枚のカレに使われる平均の色数25~30色
・1つの作品に対してカラーバリエーションは15種考え、10種採用
良いものを作り出すために時間をかけることを厭わないブランドのポリシーを感じますよね。