7月19日から8月6日までが夏の土用です。

 あの花が咲く丘で、君とまた出会えたらを読みました。

 

 母親が、仕事を掛け持ち、家にも、学校にも居場所がない百合。

家を飛び出し、目が覚めたら、70年前の戦時中の日本にタイムスリップ。

 そこで、住み込みで、食堂でツルさんというおばさんに住まわせて

もらうようになる。特攻隊員の人が、食べにくるような食堂。彰という

少年に、助けられたり、声をかけられ、親密になる。彰は、百合を

妹のようだ、とし、何度か会ううちに、深まる。

焼夷弾が落とされたり、戦争が激しくなる。特攻に行くことになり、百合と

彰は、百合の花が咲く丘で、わかれを迎える。最後にツルさんの食堂に手紙

が置かれていた。追いかけるが、、、。

 百合は、現世に戻り、バス遠足で、原爆資料館のようなところで、彰の

百合への想いがつづられた手紙を見つける。しゃがみこみ、嗚咽でどうにもならず。

写真にも胸元に百合が刺さった彰の写真。居場所のない、学校に、同級生の

転生した彰が、男の子の友人になる出会いがある、ところで終わります。

 映画化されていて、福原遥さんで、キャスティング合っているな、と思いました。

 

 本は、若いですが、戦争を考え、母娘を考え、そんな機会となりました。

 

長くなりまして、ありがとうございます。

お越しいただきまして、ありがとうございました。うさぎ