きょうも朝から猛暑ならぬ酷暑かと思いきやお昼過ぎにゲリラ豪雨となりました。一時的な豪雨だったにもかかわらず、気温は一気に10℃ほど下がったでしょうか。とりあえず今回も巻き込まれなくてよかったです。

 

 さて、イオンの夏祭りセールですっかり先延ばしとなってしまいましたが、少し前に大手通販サイトで「物色」していたところ、王子動物園のタンタンが表紙を飾る本を見かけ、さっそく注文。そして届いたのがコチラ。

 

 

 「タンタン、ありがとう」は神戸とタンタンとの関りを地元紙である神戸新聞の記事を再編集してまとめたもので、6月28日に発売されました。表紙に採用された写真は「タンタ~ン」と呼んだら「なんですか?」と振り向いたときの様子を撮影したかのようです。いつまでもあどけなかった表情がいいですね。

 

 タンタンが3月31日に亡くなったおよそ1か月後に祖母が亡くなりました。年齢からしていつかはその日が来るだろうと思いながら日々過ごしておりましたが、いざその瞬間を迎えたときには「いまじゃない」と思ったものです。

 施設に入っていた祖母は亡くなる1カ月前まで割りと元気だったと言います。しかし、コロナに感染してからは一気に時間が進んでしまったのか、幸いコロナは治ったものの、それを治すためにこれまで温存していた体力をすべて使い果たしてしまったかのようでした。コロナに罹らなければもう少し長生きできたのかもしれません。

 一方、タンタンも心臓の病気に罹らなければ祖母と同様、もう少し長生きしたと思います。しかし、実際のところは自身の体力および精神力すべてを使い果たした日がタンタンにとっては3月31日であり、祖母にとっては4月24日だったということにほかなりません。まさに天寿を全うしたと言うに相応しい一生だったのだと思います。ただ、そのことを本人がどう思っているのか本人にしか分かりませんが、人の心にいつまでも残るような終わり方でした。そういえばきょうは祖母の月命日にあたります。