昨日は日差しが乏しかったからか、なんとなく肌寒い1日でしたが、きょうは青空が広がり、日中は暑ささえ感じるほどでした。ただ、朝晩の気温が上がるわけではありませんので、日が落ちてからはしっかりと防寒対策をとったほうがいいでしょう。今週は月替わりを迎えますが、夏日予報が出ていますね。

 

 さて、先週は上野動物園制定「パンダの日(10月28日)」があり、当日は行けなかったものの、前日に上野を訪れ、上野松坂屋の屋上に上げられたパンダバルーンを久しぶりに見てきました。ちなみに店内のほうへは寄りませんでした。

 この日はパンダバルーンを見るのが目的だったのではなく、上野公園のほうに用がありました。東京国立博物館で開催されている「やまと絵展」を見るためです。

 

 

 同展覧会は2回目で、10日ほど前に来たばかり。とは言え、すでに一部作品の展示替えがあり、目玉でもある四大絵巻のひとつ、「伴大納言絵巻(国宝)」の展示は終了してしまいました。なお、会期中に3度の展示替えがあるのですが、第2期にあたる現在は京都・神護寺所蔵の「神護寺三像(いずれも国宝)」を見ることができます。ただし、こちらも展示は第2期(11月5日まで)のみというのですから、これまた貴重です。

 前回も平日の午前中という時間帯に入館しましたが、館内は2回目のほうがやや混雑しているように見えました。ただ、こちらは2回目ということもあり、展示替えのあった作品を中心に見て回ることに。それでも後列から作品を見るしかありませんでした。

 

 短期間のうちに2回目を見に来たというのには展示替えのほかに理由がありまして、それはオリジナルグッズ。もともと前売りチケットは購入していたものの、いざ行こうとした日よりも前に、お目当てのグッズが品切れとの案内が出てしまいました。行く日を改めようかと思ったのですが、四大絵巻をすべて見られるのは第1期のみですし、ほかの目ぼしいグッズが売り切れてしまう可能性もあります。ということで、品切れてしまったグッズは再入荷のタイミングを見て再度来ることにし、予定通り先週訪れたというわけです。いまから思えば会期初日、あるいは最初の週の土日前に来ることができていればよかったのですが・・。

 いまさら致し方ないとしまして、第1会場を出ますと、グッズ売り場の前を通ります。お目当てのグッズがどこに置いてあるのかは前もって見当が付いておりましたので、第2会場に入る前に確認することにしました。そのグッズは店頭に再入荷しており、念のためということでその場で購入。そして第2会場も展示替え作品を中心に鑑賞し、会場をあとにしました。

 

 お目当てのグッズとは国宝・鳥獣戯画に登場する猫のぬいぐるみです。

 

 

 猫が登場する場面の展示自体はすでに第1期の時点で終了してしまっておりましたので、けっきょくは見られるときに見ておいて正解だったかもしれません。ちなみに再入荷後も人気が高いらしく、たいていの方が猫のぬいぐるみを手にしておりました。いまのところネット通販でも購入できませんので、尚更かもしれません。

 展覧会はこのあとも第3期、第4期と続き、その会期でしかみられない作品もありますが、とりあえずは目的のグッズも購入できましたので、これにて終了となると思います。展示替えが多いのであれば、2回目以降の入館に割り引きが効けばいいのですけどね。