連日猛暑が続いており、きょうはとうとう?東京都に熱中症警戒アラートが発表されました。昨日まではなんとなく朝方に涼しく感じたものですが、今朝はその気配はなし。やはり発表がある日はすでに明け方から違うのかもしれません。とはいえ、きょうの暑さが昨日の暑さとどのように違うのか、もはや分かりませんが。

 

 さて、本日も上野へ行った時の続きです。パンダを観覧し、昼食を食べればあとはグッズショップに寄るだけ。グッズにつきましては後日記すことにしまして、この日はいちおう東京国立博物館で開催中のメキシコ展へ行くことが目的でしたので、展覧会について記すことにします。

 

 

 大きな括りとして東博が古代文明をテーマにして展覧会を開催することは珍しいことではないのですが、古代メキシコの文明を取り上げるとはちょっと意外な気がしました。そもそも古代文明と言えばエジプト、メソポタミア、インダス、そして黄河の四大文明が広く知れ渡っており、美術史で必ず勉強するところですが、現在は同時期に起こった文明はそれ以上あったというのが定説になりつつあり、古代メキシコもそのなかのひとつに数えられます。そのメキシコでは3000年以上にわたって古代文明が繫栄したともいわれておりますので、なるほどと思いました。ということで、今回の展覧会にあたりましてはほとんど前知識なしで見てきました。なお、以前のように音声ガイドを必ず借りるなどして作品の説明をメモしたり、見終わったあとに展覧会そのものを考察するといったことはせず、ただただ作品を見て楽しんできました。

 

 会場内は基本的にフラッシュなしであれば自由に撮影することが可能です。ただ、なかには小さな作品もあり、間近で見るにはやはり並ぶ必要はありましたが・・。このあたりは遠目で見るだけに留めました。ちなみに観覧した日は平日のお昼過ぎでしたので、比較的空いていた時間帯だったと思います。現在は動物園と同様、夏休みに入りましたので、平日も休日もあまり区別がなくなっているかもしれません。

 

 ところで、展覧会へ行くタイミングと言えばたいてい会期の初日あるいはそれに近い日を選んでいくのですが、メキシコ展はすでに1カ月余りが過ぎております。これには理由がありまして、コラボグッズの発売日の都合がありました。

 会期直前になりまして、あるアプリゲームとのコラボグッズが発売されることが発表されました。このアプリゲームを自分でもプレイしており、この情報を知って前売り券を購入したほど。しかし、あまりにも反響が大きかったため、運営側が急きょグッズを増産すべく、発売を1カ月先延ばしにしたのです。そしてその発売2日目に行ってきたというわけです。

 コラボグッズの売り場は特別展のグッズ売り場と切り離され、しかもチケットの提示のほか、1日1回のみの会計しかできなという徹底ぶり。どれだけ混雑しているだろうと思ったのですが、意外とすんなり購入できました。(そのためか、現在は特別展のグッズ売り場内に移動しました)また、在庫も全アイテムとも潤沢にあるようです。転売防止への取り組みはどこも大変ですね。なお、肝心な特別展側のグッズショップももちろん見てきましたが、とくに購入はしませんでした。以前は必ずクリアファイルと図録は購入したものです。ちなみに公式サイトに掲載されているオリジナルグッズは割りと品切れしておりました。個々の再入荷につきましてはSNSを通じてアナウンスされております。(会期は9月3日まで)