今朝は再び厳しい冷え込みとなりました。お天気はいいのですが、とにかく風が冷たいです。それもそのはずで、明日は東京都心でも雪が降る予想が出ており、場合によっては積雪の恐れがあるとのこと。きょうのうちの雪の備えをしておきたいものですね。

 さて、昨日は3回目となるシャンシャンの抽選観覧に当選し、上野動物園へ行ってまいりました。もちろん母子パンダと父親パンダのリーリーも見てきました。いずれも元気いっぱいです。シャンシャンは残念ながら見納めとなってしまいましたが、運よく3回も見ることができましたので十分満足しております。
 ところで、シャンシャンの観覧を軸としてその前後に西園でのパンダ観覧、売店チェック、そして食事を挟むというのが園内での過ごし方だったのですが、回数を重ねることでなんとなく時間の流れを把握することができました。さらにせっかく上野まで来たのだからと時間を有効活用するべく、1回目のときはちょうど初天神でしたので、天神様をはしごし、2回目はバレンタインの催事場をチェックしました。そして3回目となった昨日は、予てより気になる場所へ行ってみることにしました。国立科学博物館で開催中の特別展です。
 先週のときに科博の入り口を訪れたところ、あらかじめ日時指定のチケットが必要ということを知り、ただし、当日枠も若干あるということが分かりました。入ろうかどうか迷った挙句、すぐに入場できるとも限りませんし、ちょうどこの日は上野松坂屋でバレンタインの催事場が初日だったこともあり、こちらを優先させることにしました。そして今週こそは科博へ行こうと、いちおうチケットを事前購入しておきました。
 いざ当日になり、上野動物園を出たあとにチケット状況を確認したところ、主だった時間はすべて完売。やはり前もって購入しておいて正解でした。ということで、久しぶりの科博へ入場。開催中の「毒展」を見てまいりました。


 そもそも大規模な展覧会に入場すること自体が久しぶりであり、コロナ前にいったいどんな展覧会を見たのが最後だったのかと遡ってみたところ、奇しくも科博で開催された「ミイラ展」でした。
 会場内はとにかく混雑しておりました。毒という身近な存在でありながらも実はよく分からない世界をテーマにした発想性が万人受けしたのか、年齢層は幅広く、それでも割りと若い世代の方たちが多かったでしょうか。
 展示作品を最前列で見るには列に並ぶ必要があったため、ほとんど遠目からでしか見られませんでした。また、禁止エリア以外撮影可能ということも混雑の原因のひとつだったと思います。ということで、撮影したのはわずか2枚。そのうちモデルさん込みで撮影したのは1枚だけでした。かなり分かりづらいのですが。



 詳細につきましては割愛することにしますが、もっと時間をかけて展示物および説明文を見たかったというのが感想です。それだけ興味を惹く内容でしたし、あらゆる角度から毒という観点で大々的に取り上げたことはこれまでなかったと思います。

 展覧会の内容以外に気になっていたことがありまして、それはミュージアムグッズ。会場内で撮影した赤いキノコは「ベニテングダケ」という毒キノコなのですが、これをモチーフにしたぬいぐるみが会場内限定で発売されると知って気になっていたのです。ただ、コロナ禍ですし、行けないだろうなぁと思っていたところに抽選観覧が当たりましたので、ぜひ行かねばへと変わりました。
 けっきょく会場内はほぼ遠目から見ただけで終了。すぐさまミュージアムショップへ移動し、ぬいぐるみはすぐに見つかりました。


 これで目的達成です。パンダさん、毒キノコですので食べてはダメですよ。

 ベニテングダケのぬいぐるみはサイズが大小とありまして、購入したのは小さいほう。大きいサイズは展示こそありましたが、手に取る場所には置いてありませんでした。希望すれば在庫はあったのでしょうか。ただし、なかなかのお値段でした。ちなみにグッズ付きチケットが数量限定で発売されていたそうなのですが、そのグッズとはベニテングダケの大サイズでした。おそらくそのチケットを購入した方たちは会期のはじめのころに来られたのでしょう。手にされている方は会場の外でも見受けられませんでした。また、これまた後で知ったのですが、小サイズは一時品切れしていたらしく、再入荷があったのは自分が訪れた前日のことでした。ということは、もしかしたら先週訪れていたら在庫がなかったのかもしれません。また、人気商品の再入荷が告知されたこと、そして会期も短くなってきましたので平日にもかかわらず混雑し始めたのでしょう。会期終了までますます混雑しそうです。(2月19日まで。日時指定予約制)