きょうも昨日と同様、下り坂のお天気になりました。また、風がかなり冷たく感じられます。午後は西から雨に降られましたね。

 

 さて、昨日は「アースデイ」だったということで、上野動物園を惑星と見なして作成された大きな1枚の絵(ポスター)からパンダに関するフレーズをリストアップしてみました。そのなかで「パンダの元祖はレッサーパンダ」から始まるフレーズがありました。このフレーズから現在のパンダ舎に一時的にレッサーパンダが展示されていたことを思い出しました。正確には急に思い出したのではなく、過去に撮影した写真を見返して思い出したのですが、4月下旬だからこそ取り上げてみようと思います。上野動物園を訪れたのは2009年6月のことです。

 この年、スクーリング授業というものがありまして、課題内容がどうやら上野動物園をテーマにしたものになることが推測されました。そこで資料収集を名目に、事前に現地を訪れたというわけです。

 

 

 

 これが当時の上野動物園正門前です。正門が移動してから久しくなりますが、まだまだ上野動物園といえばこの門構えというイメージがあります。

 園内に入って早速右手のパンダ舎へ。

 

 

 

 当時は現在のように細かく仕切りがされていなかったため、ずいぶん広く感じます。そしていま『シャンシャン』のいる屋内展示室にはレッサーパンダが展示されておりました。肝心なレッサーパンダはボケボケですが。

 

 

 

 

 本来ここにいるべき主(あるじ)はジャイアントパンダの『リンリン』でした。しかし、2008年4月30日に慢性心不全により死亡。展示は前日の29日まで行われていたそうです。そしてこの日から2011年2月に『リーリー』と『シンシン』が来園するまで、上野動物園はパンダの展示を開始して以降、はじめてパンダ不在の期間に入ってしまったのです。訪れたときはすでに1年以上も経過しておりましたが、それでもお客さんから問い合わせがあるのでしょう。屋内展示室の壁面には「お知らせ」が掲示されておりました。

 

 

 

 なお、展示室の向かいにはレッサーパンダとジャイアントパンダについて、また、歴代のパンダについて写真付きで掲示。見ての通り、冒頭の部分しか撮影されていなかったため、いまさらながら全体を収めておけばよかったと思いました。

 

 

 

 

 このほかパンダ舎の近くにパンダの生態などを説明するボードが設置されていたり、

 

 

 

 西園の展示ホール「ズーポケット」(現在は閉館)では開催日時を見る限り、訪れる直前までパンダに関する特別展が開催されていたようです。

 

 

 

 

 この日は昼食をはさんで東園から西園までぐるっと1周してきたようです。そして最後にこちらのパンダが収められておりました。いまもどこかにいるのかな。

 

 

 

 ちなみにこのあと同じ月にスクーリング授業で再び上野動物園を訪れることになります。