昨晩は雨が降った地域もあったようですが、きょうは朝から晴れました。ただ、雲の流れが早く、また、時おり突風が吹くなどして昨日ほど気温が上がっておりません。明日からお天気は下り坂のようですね。

 

 さて、このブログを始める前に撮影した写真を見つけたことを機に、まず9年前に上野動物園で『リーリー』と『シンシン』が一般公開された初日を振り返りました。そして次は東日本大震災が発生する前日に和歌山のアドベンを訪れており、母親の『良浜』と双子パンダ『陽浜・海浜』の親子展示について記してみました。双子パンダはこのときまだ生後7カ月で、午前9時45分から1日1回ミルクタイムの公開がありました。

 ところで、昨日のブログでは開園前に現地にいたにもかかわらず、すでにミルクタイムが始まっておりました。そもそもエントランスからパンダランドまで15分以上かかることはありません。開園30分前から待っていたのは理由がありまして、それはパンダのバックヤードツアーの参加申し込みをするためでした。そして早めに来た甲斐がありまして無事申し込みすることができました。

 

 

 

 現在はネットによる事前申し込み制に変更されており、当日販売は行っておりません。しかし、当時は開園直後にツアーの申し込みブースに駆け込んで、整理券をゲットする必要があったのです。そのようなことが毎日行われていたがために仕様が変更になったのでしょう。

 

 ツアー開始はお昼の12時からということで、パンダたちの観覧を一旦ストップして集合場所へ。

 

 

 

 パンダバックヤードツアーはビデオを活用したパンダに関する講習、パンダへのエサやり体験がセットになっております。まずはパンダに関する講習が始まり、その途中で生まれた当時を再現した『明浜』のぬいぐるみが回ってきました。

 

 

 

 

 

 そしていざパンダがいるバックヤードへと移動。

 

 

 

さっそく登場。

 

 

 

 

 なかは外の世界と遮断されているかのようで、パンダが身体を動かす音、笹を手に取り、それを食べる音しか聞こえませんでした。その後、飼育員の方からエサやりをするためのやり方やコツを教わり、ひとりひとりが体験していきました。アドベンの展示室のほとんどに窓や仕切りがありませんが、これほどまでパンダに近づくことができるのはバックヤードツアーならではの特権でしょう。ちなみにこれがツアー初参加であり、貴重な体験でした。

 

 パンダバックヤードツアーはこれにて終了なのですが、肝心なことを忘れてしまいました。ツアーの相手をしてくれたパンダが果たして誰だったのか写真を見ても分からないですし、思い出せないのです。『永明』ではないことは明らかで、残る候補は当時4歳だった『明浜』と『愛浜』、そして同じく当時2歳だった『永浜』と『梅浜』の4頭ということになります。講習のときに回ってきたぬいぐるみがそうであったように、遠い記憶では『明浜』だったような気もするのですが。まさしく「アチャー・・」という感じです。