昨日は4月に入ってもっとも寒い1日となり、夜にはしっかりと雨が降りました。その雨はきょうのお昼ぐらいまで続きました。今後は回復傾向にあり、日に日に気温も上がっていくようです。ただ、日曜日には30℃近くまでになるとか。いよいよ半そでの出番となりそうです。

 

 さて、上野の『シャンシャン』が一般公開されて以降、様々な方面に影響を及ぼしているのは明白です。ここ最近の出版業界においてパンダ関連の本や雑誌が年に5冊ほど刊行される程度だったのですが、現時点ですでに倍近く発売されているのではないでしょうか。そしてこの『シャンシャン効果』は、白浜や王子のパンダたちも再注目を集めるきっかけとなっております。

 あまりにもいろいろ刊行されているため、ご紹介しきれないのが現状であり、今回取り上げる雑誌も発売からすでに1カ月を経とうとしております。ということで、本日の『パンダな本』はコチラ。

 

 

 

 表紙にある通り、中身は『シャンシャン』から始まり、国内で見ることのできるパンダ9頭のグラビアが掲載されております。また、パンダの生態や1日の過ごし方、豆知識などが学べる一方で、やはり購入の決め手となるのは『シャンシャン』がプリントされたオリジナルポーチが付いてくることでしょう。ちなみに発売日は3月20日でした。

 

 ところで話は変わりまして、アドベンチャーワールドが今月22日に開園40周年を迎えるにあたり、同園の社長が報道各社に対してインタビューを受けておられました。これによりますと、高齢となった『永明』について、元気なうちに中国に戻してあげたいとの意向がある旨を語っておられました。

 現在『永明』は25歳。人間に換算しますと優に70歳を超える年齢ではありますが、つい先日も『良浜』との自然交配が確認されるなど、まだまだ元気な一面が見受けられます。中国に戻ったほうが『永明』のためになるのか、それとも長年慣れ親しんだ白浜の地でこのまま過ごしたほうがいいのか・・こればかりはどちらが『永明』にとって最善なのか判断するのは難しいところです。しかし、たとえアドベンファン、そして『永明』ファンの方たちの声を、アドベンを通じて汲み上げてもらったとしても、あくまでも決定権は中国側にあること、また、アドベン側の決定権は社長にあるということも然りです。

この件が近い将来の話なのか、もっと先の話なのかは分かりませんが、『永明』の代わりはどのパンダにもできないということだけは声を大にして言っておきたいと思います。