サワディーカー、パクチコです。
今回はキリングフィールドについて書きますので、そういう描写が苦手な方は飛ばしてくださいね♪物議を醸すような画像は載せない事にしましたので、その点はご安心ください。
セントラルマーケットのある市街地から、トゥクトゥクで30分のところにキリングフィールドはあります。
30分ぐらい走って、5ドルでした。
トゥクトゥクもカンボジアが一番安いし、まけてくれます。。
こちらはチケット売り場です。
キリングフィールドはポル・ポト政権下で大量虐殺が行われた跡地で、カンボジア国内で100以上もあるそうですが、最も有名なのがこちらのチュンエクのキリングフィールドです。詳しく知りたい方は是非ググってください。
こちらのチケット売り場で入場料3ドルと、日本語の解説が聴けるオーディオを3ドルでレンタルします。
オーディオは全て聞くと2時間くらいあるようです。ところどころに番号札があり、その番号の解説を聞くことで当時の様子や当事者の証言などが聴けます。
こういう休憩スペースが沢山あり、オーディオが長い時は休みながら聴けます。
こちらはサトウヤシの木で、カンボジア国内ではよく見かける木ですが、
サトウヤシの木は外皮がとても硬く、通常は鶏の屠殺などに使用したりしますが、キリングフィールドではこの木で人ののどを切って、叫び声をあげられなくしたそうです。
こちらは農作業で使用する鍬などがおいてあった倉庫があったそうですが、キリングフィールドでは銃などでは無く、農作業で使用するような道具で人を殺していたそうです。銃などを使用するととても財政的に追いつかなかった程大量の人を殺した為です。
こちらは、100体以上の女性や子供の遺骨が発掘された墓穴です。
側に立っている木に、小さな子供の頭を打ち付けて殺したそうです。
通称キリングツリーと呼ばれています。
こちらは今も出てきた骨などを納めている箱です。
こちらの木に大きな音の出るスピーカーを吊るして、犠牲者の叫び声をかき消していたそうです。
こちらは慰霊塔です。
よく見たらわかると思いますが、白く細かく写っているのは、全て人の頭蓋骨です。
近くで撮った写真もありますが、敢えてここで載せるのはやめました。恐らくネット上には沢山あると思います。
この慰霊塔ぎっしりに、人骨が納められています。頭蓋骨は5000個以上あるそうです。
とても恐ろしい事ですが、人間の歴史として知っておくのは重要だと思いました。
プノンペンに訪れた際は是非行ってみてください。
帰り道、市内に帰る時に見た煙。
チュンエクではゴミ山も問題になっているそうなので、そこから出た煙でしょうか。。
再びプノンペン市内に戻ってきました。
プノンペンは都会だなぁと感じましたが、この発展の裏にあるカンボジアの歴史と環境を垣間見た瞬間でした。
今日も読んでくれてコップンカー!