今年の東京優駿に騎乗停止の父に代わり、初のG1騎乗を果たした横山武史騎手。

 

 ある競馬番組でこうインタビューを受けていた

 「一番勝ちたいG1は何ですか?」

 

 大多数の騎手が「ダービー」と答えるであろうこの問いに武史騎手は

 

 「春の天皇賞です。」

 

 クラシックと並ぶ旧八大競争ではあるが、思いがけない答えだった。

 

 その理由とは

 

 「祖父も父も勝ってますから、親子3代で勝ちたいですね。」

 

 確かに祖父である故横山富雄氏は春・秋ともメジロに初戴冠をもたらしているし、父横山典弘騎手も「メジロ」の馬ではないにしろ「メジロ」に育てられ同じく春・秋共に天皇賞を手にしている。

 

 奇しくもその「メジロ」は競走馬のほうで

 メジロアサマ→メジロティターン→メジロマックイーン

 と親子3代で制覇済み。

 

 競走馬として「メジロ」の名が天皇賞に刻まれることはなくなったが、「メジロ」所縁の騎手の血は健在。

 

 横山武史騎手が春の天皇賞を制した時、その競走馬が「メジロ」を受け継いだレイクヴィラファーム(@bokufuintoya)生産馬であったらと思ってしまう。

 

 そうなった暁には空の上で北野豊吉翁も微笑んでいることだろう。

 

 私もその瞬間を見てみたい。