私は高校1年生から茶道を始め、大学3年生になる今でも続けている。高校でも大学でも茶道部に所属している。茶道を始めた理由は姉が茶道をしているからという単純な理由だった。
どうして5年間も茶道を続けているのか。それはもちろん茶道が好きだからであるが、どこがどのように好きなのか言語化して考えたことがなかった。今回はそれについて考えたい。
1、茶道をする茶室での落ち着いた雰囲気に居心地の良さを感じる。
お点前をする際は、静寂な空気の中お点前をする。お椀に湯を注ぐ音、茶筅でお茶をたてる音。茶室に響くそのような音が美しく感じ、心が浄化される。また、茶席のお部屋には、掛け軸やお花、お釜といったお茶席に必要なものだけ置かれており、無駄なものはおかれていない。そのような場で、お茶を頂くことで、自分の心と向き合うことができる。マインドフルネスといってもいいだろう。あわただしい毎日の中で、心を落ち着かせられる時間があり、そこに私は癒されている。
2、謙虚な心に共感する。
茶道に通ずるのは謙虚な心だ。例えばお茶を飲む際、謙遜の気持ちからお茶碗の正面を避け、お茶を飲む。またお茶席などでは正座している自分の前に扇子を置き、相手へ「向こう側へは踏み込めません」という意味を示すことで相手への敬意を表す。このような相手を敬う、謙虚な心は実生活でも大切だと私は思う。謙虚な気持ちを持てば、自分ばかりを主張せず、相手への敬意を忘れずにいられる。そして相手と心を通わせてコミュニケーションにつながると思う。これを心にとめて生活していきたいと思う。
3、茶道では人と競い合うということがない。
スポーツでは人と競い合うことが求められる。人よりも良い結果を出さないといけない。私は競争が苦手だ。どんなものだって自分のペースで楽しみたい。人と比べることもストレスになってしまう。茶道では人と競うことは無く、自分でその道を極めて行くものだと思う。自分と向き合いながら、お点前を進めることもできる。私は茶道の講師になろうとは思わずただ趣味で楽しみたいという気持ちもあるため、ゆったりと楽しみながらやっている。マイペースな私にとってはとてもあっているものだと思う。
以上3つ茶道を続けている理由を考えてみた。正直、茶道の楽しさは言葉で伝えるのは難しいし、あまりうまく言語化できなかったと思う。
最近就活で人生について考えている際、どうして私は茶道を続けているのだろうと思うことがあった。ここで考えれて良かった。茶道の魅力は一言でいうと落ち着いた空間だと思う。内向的な私にとっては居心地の良い場だ。この場を大事にしたい。
茶道を体験したことのない人も是非やってみてほしいなと思う。