チャーリー・パカ夫のA列車で行こう ~ジャズの旅~

チャーリー・パカ夫のA列車で行こう ~ジャズの旅~

ジャズ初心者のわたくしパカ夫が、ジャズの素晴らしさを分かち合ったり、広め合ったり出来る場になったら良いなぁと思っております。

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皆さん、おはこんばんちは(古い)

 

チャーリー・パカ夫(仮名、48歳)です。

 

ジャズ歴3年、総保有ジャズCD数115枚(ベスト盤を除く)

 

の、かけだしのジャズメンです。

 

先日、東京は四谷にあります

 

ジャズ喫茶四谷『いーぐる』に行ってまいりました。

 

マスターの後藤雅洋さんは、ジャズ評論家としても有名な方で

 

たくさんの本を書かれているんですよ。

 

ミーハーなんですが、わたくしパカ夫は、後藤雅洋さんのファンであります。

 

水曜日のド平日ということもありまして、11時40分に店に入りますと

 

わたくしパカ夫が一番乗りでした。

マスターも元気に厨房にいます。マスターは今日も「いーぐる」のTシャツを着てます。

 

これ、レジのそばに吊るしてあって売ってるんですよ。

 

一度、買おうと思って、お会計の時にアルバイトの学生さん風の方に値段を聞いたら

 

「三千円になります」とのこと。

 

(うーむ…高い…)

 

(この学生さんからじゃなくて後藤先生がレジにいる時に

 

決して恩に着せるわけじゃないけど、先生から直接買おう!

 

そして印象付けてお話が出来るようになろう!)

 

と思いました。

 

なんせ先生と今までにした会話は

 

パカ夫「こんにちは」

 

先生「空いている席にどうぞ」

 

だけですから。

 

先生ともう少しお近づきになりたい…

 

そう、パカ夫はマスターを、陰ながら後藤先生と呼ばせていただいてお

 

ります。

 

なぜなら先生の著書を三冊持っていまして、その本を参考にCDを買っているからです。

 

 

二度目にお店に行った時には、本にしっかりサインもいただいておりま

 

す!

 

(その節はお忙しいところ、ご迷惑をおかけしてすいませんでした…)

 

 

「いーぐる」に来店するのは、これで四度目。慣れたものです

 

嘘、めちゃくちゃ緊張します…

 

なんせジャズ喫茶では、ジャズを聴くために皆さん来てるので

 

決して喋ってはいけないのです!!

 

たまに二人連れのお客さんも来てますが、静かにジャズを聴いてます

 

二人で募る話もあるでしょうが、一言も話しません。

 

ジャズ喫茶というものは、そういうものなのです!

 

滞在時間はだいたい一時間から一時間半といったところでしょうか。

 

過去三回の来店では、パカ夫が聴いたことのあるジャズが流れたことは一度もありません。

 

今日も聴いたことのないジャズが、DJ後藤先生の手によって次々に流

 

されていきます。

.

パスタも茹でながらですから、先生は大変です。

 

※絵 アート・ぺパ子(パカ夫の妻)

 

「先生!私がパスタを茹でますから、お楽にしてて下さい!!」

 

と言いたくなります。

 

知らないジャズが流れても、それは良いのです。

 

耳を澄まして、大音量で聴いているひと時は、最高に気持ちが良いです。

 

まあ、緊張するんですけどね…

 

それで小一時間もいたし、そろそろお暇しようと思った矢先、

 

聴いたことのあるイントロが流れてきたんですよ!

 

ウェイン・ショーターの「スキッツォフリーニア」というアルバムです!



これは嬉しい!!パカ夫は最近、これを購入したばかりだったんですよ。

 

 

先生の著書「一生モノのジャズ名盤500」でも紹介されております。

 

 

大音量で聴くショーターのサキソフォンは、かっこ良かったー!!

 

先生の茹でたナポリタンも、美味しかったー!!!

 

一曲目の「トム・サム」を集中して聴き終えたパカ夫は、立ち上がって上着を羽織り

 

喋っちゃいけないので小声で

 

「ごちそうさまでした…」

 

とささやいて、足早に店を後にしました。

 

お会計は、アルバイトの女の子だったので、今日もTシャツは買いませ

 

んでした…