携帯小説用に考えていたひとつのお話を絵物語にしてみました。
タイトルは・・考えてないけど、仮題であげるなら「堕天使」かな。
飲んだくれの男が一人。
やる気をなくした捨て鉢な様子で今日も飲んでいる。
ふいに一人の少年が近づいてきて、こう言った。
「おじさんは元は天使だね。僕にはわかるよ」
「馬鹿言うんじゃねえ。どこの世界にこんな酔っ払いの中年天使がいるかってんだ」
「おじさんはそのうちに天使に戻れるよ。自分の使命を思い出してまっとうすればね・・」
男は遠ざかって行く少年をぼんやりと見ていた。
そして驚いて思わず立ち上がった。
少年の背中に羽が生えているのが見えたからだった。
<おわり>