憧れの武藤社長と対談 その2
●中野
当社もたまたまですが、千葉テレビさんとはお付き合いがありまして。
普通、塗装と言いますと、住宅やマンション、ビルなどの外壁塗装を
イメージすると思います。
当社も当然そう言うのもやるんですけど、今、内装に特化した
「染めQ」という塗装をやっています。
お風呂場とかキッチンとかトイレとかですね、そういったものを
吹きつけ塗装っていう、板金で車で吹くような特殊な塗装を
やっているんですけれども、千葉テレビさんで、CMを今度流すんです。
そういう話もあって、たまたま千葉テレビさんも全日本プロレスさんを
応援しているということで、縁がありますねということでですね。
いろいろつながったりして…
■武藤
ただ、俺、正直塗装のことは殆ど判らないからなあ。
どうなんですか、今不景気になって、塗装って?
新築で買わない人とか?
●中野
そうですね、新築が建たない分、塗り替えの需要は非常にあるんですよ。
仕事の取り方ですが、ゼネコンさんや工務店さんがいて、
その下請けでやるのと、元請けのみでがんがんやるのとでは
勝ち負けがはっきりします。
生き残るには、もう、どんどん元請けで取りに行くしかないんですよね。
■武藤
商売敵だっていっぱいいるでしょ?
社長の所だってどれくらいでやられてるんですか?
●中野
今自分を入れて9人です。忙しいときは手伝いとか外注とかを頼みます。
■武藤
じゃ、9人がフル稼動してるんだ? 時々現場も増えたりして。
●中野
そうですね、自分は元々職人だったんですけど、仕事も確保しないとどうしてもという事で…
■武藤
営業にはいってるんだ。
●中野
そうですね、営業2人に自分と、職人が6人ですね。
■武藤
じゃあ、営業と現場とのコミュニケーションがしっかりしてないと。
●中野
これが忙しくなって、広がれば広がるほど、やはりコミュニケーション不足になるとクレームなどが…
■武藤
9人くらいだったら、まだ見ていられるからね。
●中野
そうですね。これが忙しくなってどんどん仕事増やしていって、
広げているところが今は残っていなかったりとか、
逆に細々やっていたところが残ってるとかですね、そう言う時代に
なってきましたね。よっぽどうまく戦略練っていかないと…
■武藤
上と末端のコミュニケーションの不足がでかくなるもんね。
●中野
ずっとこの仕事やってきまして、15歳から。
で20歳で独立しまして、今年で16年目なんですけど、
元々は弟と独立して、段々忙しくなって、職人が増えてきたっていう形です。
■武藤
では、社長の目標は?
●中野
そうですね、当社は千葉県八千代市なんですが、『八千代っていったら
中野塗装がある』っていうような、地元密着という形ではやって行きたいんですよね。
それと、テーミスという組織があるんですが、元請けで同じ志を
もった経営者と一緒に全国で集まった団体です。
塗装業者でも、本当にいろいろな業者がいるもので、当然良い業者もあれば、
悪徳リフォームじゃないですが、そういったこともあるので、
一般のユーザーさん向けに業界の新しいルールを作ったりしています。
■武藤
例えばどういったルール?
(対談3 へ続く)
憧れの武藤社長と対談 その1
●中野
今日はお忙しいところ、ありがとうございます。
私は「闘魂三銃士」の頃から武藤さんのファンなんです。
武藤さんのファンであったのもありますが、プロレスを日本各地で
知ってもらうための活動や熱意にすごく共感をもちました。
私は塗装業界を盛り上げようと活動をしているのですが、
そういう活動や考え方が、武藤さんや全日本プロレスの
考えとも似ているのではないかと思い、
それで全日本プロレスさんに連絡させてもらいました。
■武藤
ありがとうございます。中野さんは、千葉県ですよね。
千葉県は何かとゆかりがあるんです。
あすなろ舎っていうサンリオのご当地キティの会社が
あるんですよ。そこがメインのスポンサーでついてるんですけど、
そこが当初、千葉テレビで枠を買ってくれて、流すことになって。
一年やって、スポンサーをおりることになったのですが、
千葉テレビさんの方から、「待ってくれ」ということで、
そのままお付き合いしているわけです。
それで、千葉テレビがきっかけとして、
今では岐阜・京都で流していて、でかいのはTBKっていう
テレビ神奈川で流れていて。新潟でも流れていて。
今は民放が敷居が高くてですね。
今、戦国時代じゃないですけど、地方局からボンボン
攻めようっていうやり方でやってます。
(対談2 へ続く)