そうそう、その頃のハンドルネームは今の鎮痛剤とは違う。ハンドルネームは掲示板で使い分けていた。この某アーティストの時は自分のファーストネームをカタカナで載せていたと思う。俺の名前はほぼいない名前なので今考えると載せるべきじゃねえよな。
で、その女性、面倒だからCさんと電話で話すようになった。結構ハスキーボイスで博多弁がちょこちょこ出てくる声だった。
電話は頻繁に続いた。
相変わらず俺は会おうとかそんな事は言わなかった。言わなかったというよりまじで思いつかなかった。
やはり、「ネットの中の人」のイメージが強かったからだと思う。
そんなある夜、また電話をしているとCさんが「○○君(俺の名前)、会わない?」と言ってきた。
当時の俺は学校以外はバイトもしてなく、仕送り以外は競馬とパチンコで日銭を稼ぐ日々。時間は幾らでもあったので二つ返事で了承。
ある金曜日の夜、俺は初めて「ネットの人」であるCさんと会った。
髪が長く、スレンダーで身長は高て、切れ長の瞳をしていた。
会って数時間後、俺はCさんと一緒にお風呂に入っていた。
続く